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2016年4月13日水曜日

電気の力に頼る虚しさ

 今週も水曜日は朝の英語のレッスンから始まる。わざわざ大阪まで行くのは、自分に合うクラスに出会えたためである。時事問題を通じて英語に触れるという趣向なのだ。話題とするテーマは2週間前に投票で選ぶこととされ、今週はオバマ米大統領のキューバ訪問に関わるものだった。
 英語のレッスンの後は、立命館大学びわこ・くさつキャンパスへと向かった。サービスラーニングセンター科目である「シチズンシップ・スタディーズI」のガイダンスのためである。BKCで担当しているのは、2010年に始まった「草津街あかり華あかり夢あかり」でのプロジェクトだ。例年、過年度の受講生がサポート役を買って出ていて、今年度は一昨年の受講生が公式に、昨年の受講生が非公式に支え役に就いた。
 BKCに向かう途中、日曜日に修理に出していた車を引き取った。モーターの異常で運転席側のパワーウインドウが動かなくなっていたのだ。車齢28年になる愛車ゆえ、既に純正パーツは払底、リンク品もなく、頼りは中古部品なのだが、モーター単独はもとよりレギュレーター一式で探しても、皆が求めるのか、運転席側は見つからない。今回は助手席用のパーツを解体し、モーター内のブラシとギアの移植をいただいた。
 約4ヶ月のあいだ、運転席の窓が開かない状態が続いていた。手動のハンドルであれば、こうした悩みは生まれない。便利さの見返りだ。ものを長く愛するなら、非電化製品に限るのかもしれない。