デンマークではテレビのない生活をしている。それでも、メディア税は払っている。その恩恵として、デンマークの国営放送(DR)によるインターネットラジオをよく聴いている。だからと言って、別に元を取ろうというわけではない。
常々、DRのチャンネル8のジャズを聴いてきたものの、クリスマスの雰囲気に浸ろうと、もっぱらRetro-Radioのこの時期のみの限定放送「Retro-Radio Jul」を流している。レトロと掲げられているとおり、60年代から80年代の曲を流すというコンセプトのようである。そもそも日本ではJASRACなどの都合もあって、こうしたインターネット放送はかなり難しいだろう。逆に、インターネットでの放送のため、恐らく来年もまたこの放送を楽しもうと、「お気に入り」に登録しておいた。
DRでは既にAM放送を終了し、アナログFM放送(1〜4チャンネル、ただし4チャンネルは10地域でローカル編成)とデジタルFM放送(アナログ放送のチャンネル+DAB方式による4チャンネル)とインターネットの同時放送(デジタル放送分まですべて)がなされている。日本ではNHKの受信料について、よく話題に上る。デンマークが優れていると言うつもりはなく、国営放送と公共放送という微妙な立場の違いもあって直接比較ができないことを前提にしつつ、もうちょっとNHKはなんとかなりそうな気がしている。もちろん、放送法の改正も含め、メディアと生活のあり方について深い議論が重ねられて欲しい。
今日はおはようからおやすみまで、家での暮らしの時間のあいだ「Retro-Radio Jul」が流れていた。13時間ほど流していると、何度か耳に残る曲がある。このチャンネルのジングルにも使われている「Christmas Vacation」(Mavis Staples)や「Deck the Hall」(ジングルは別バージョンながら特にナットキングコールのバージョンが好み)は、今後もクリスマスの時期を思い出す曲になるだろう。その他、デンマークの曲として「It's Gonna Be A Cold, Cold Christmas」(Darleens)、どこかMy Little LoverのHello Againのギターリフを思い出す「Jul på vimmersvej」(Bamse) なども、また来年、味わいたい曲たちである。それを思うと日本で流れるクリスマスソングのバリエーションはもう少し豊かになってもよいはずで、例えばパーティーの際にOtis Reddingの「Merry Christmas Baby」を流し、アニメ『キテレツ大百科』の「はじめてのチュウ」に似ているかもしれない、なんて楽しむのも一興ではなかろうか。
常々、DRのチャンネル8のジャズを聴いてきたものの、クリスマスの雰囲気に浸ろうと、もっぱらRetro-Radioのこの時期のみの限定放送「Retro-Radio Jul」を流している。レトロと掲げられているとおり、60年代から80年代の曲を流すというコンセプトのようである。そもそも日本ではJASRACなどの都合もあって、こうしたインターネット放送はかなり難しいだろう。逆に、インターネットでの放送のため、恐らく来年もまたこの放送を楽しもうと、「お気に入り」に登録しておいた。
DRでは既にAM放送を終了し、アナログFM放送(1〜4チャンネル、ただし4チャンネルは10地域でローカル編成)とデジタルFM放送(アナログ放送のチャンネル+DAB方式による4チャンネル)とインターネットの同時放送(デジタル放送分まですべて)がなされている。日本ではNHKの受信料について、よく話題に上る。デンマークが優れていると言うつもりはなく、国営放送と公共放送という微妙な立場の違いもあって直接比較ができないことを前提にしつつ、もうちょっとNHKはなんとかなりそうな気がしている。もちろん、放送法の改正も含め、メディアと生活のあり方について深い議論が重ねられて欲しい。
今日はおはようからおやすみまで、家での暮らしの時間のあいだ「Retro-Radio Jul」が流れていた。13時間ほど流していると、何度か耳に残る曲がある。このチャンネルのジングルにも使われている「Christmas Vacation」(Mavis Staples)や「Deck the Hall」(ジングルは別バージョンながら特にナットキングコールのバージョンが好み)は、今後もクリスマスの時期を思い出す曲になるだろう。その他、デンマークの曲として「It's Gonna Be A Cold, Cold Christmas」(Darleens)、どこかMy Little LoverのHello Againのギターリフを思い出す「Jul på vimmersvej」(Bamse) なども、また来年、味わいたい曲たちである。それを思うと日本で流れるクリスマスソングのバリエーションはもう少し豊かになってもよいはずで、例えばパーティーの際にOtis Reddingの「Merry Christmas Baby」を流し、アニメ『キテレツ大百科』の「はじめてのチュウ」に似ているかもしれない、なんて楽しむのも一興ではなかろうか。