いよいよデンマークを離れる日がやってきた。シリアルのみの朝ご飯の後でシャワーを浴び、帰国の準備を整えた。もっぱら、部屋の掃除は妻が率先して担ってくれた。私の役目はその他の部分となるものの、邪魔をしないことが最大の貢献である。
昨日のうちにほとんどのパッキングが終えていたので、再びシリアルのみのお昼をいただくと、後は備え付けのもの以外を処分する、ということしか残る作業はない。先週の金曜日には空になっていた、8つくらいあるアパートの可燃ゴミ用のコンテナのうち、最も奥にあるもの1つは、私たちの衣類などばかりが収められている。大小あわせて10個ほどになったと思われる。もちろん、まだまだ着ることができるものは寄付に回したので、新たな主のもとで活かされることを願っている。
そして15時前に、オールボー大学のオフィスに鍵を返しに行った。預かっていた2本の鍵を封筒に入れ、オフィスの前のポストに返却することで終わり、である。手渡しで受領簿にサインする、といった流儀は、ここデンマークにはない。比較的きれいに使い、DIYで補修もし、最後の掃除も丁寧に行ったことで、入居時のデポジット(家賃の1ヶ月分)がどれだけ戻ってくるか、帰国後の楽しみである。
空港へは、なんと行きつけのハンバーガー屋さん「Burger GO」のオーナー、Namさんが送ってくださった。ささやかなお礼をし、棒を使わない自撮りで記念撮影をし、デンマークか日本での再会を誓った。そしていつしか慣れ親しんだオールボー空港から飛び立った。離陸から数分、飛行機はデンマークを覆う厚い雲の上の上に抜け、光に満ちた世界を巡行していくにつれて、徐々にさみしさがこみ上げていった。
昨日のうちにほとんどのパッキングが終えていたので、再びシリアルのみのお昼をいただくと、後は備え付けのもの以外を処分する、ということしか残る作業はない。先週の金曜日には空になっていた、8つくらいあるアパートの可燃ゴミ用のコンテナのうち、最も奥にあるもの1つは、私たちの衣類などばかりが収められている。大小あわせて10個ほどになったと思われる。もちろん、まだまだ着ることができるものは寄付に回したので、新たな主のもとで活かされることを願っている。
空港へは、なんと行きつけのハンバーガー屋さん「Burger GO」のオーナー、Namさんが送ってくださった。ささやかなお礼をし、棒を使わない自撮りで記念撮影をし、デンマークか日本での再会を誓った。そしていつしか慣れ親しんだオールボー空港から飛び立った。離陸から数分、飛行機はデンマークを覆う厚い雲の上の上に抜け、光に満ちた世界を巡行していくにつれて、徐々にさみしさがこみ上げていった。