ということで、2限に「現代社会のフィールドワーク」、3限に「ソーシャル・コラボレーション演習」、4限に「地域参加学習入門」、5限に「シチズンシップ・スタディーズI」と続いた。今季は2限と4限がオンデマンド授業で3限と5限が対面・オンライン併用(ハイフレックス)型の授業で実施されている。ただし、2限と4限もZoomで待機して、受講生の質問・相談に対応するという工夫を行うこととした。ところが、担当教員の思いが響かないのか、なかなか受講生が画面に登場することは少ない。気軽に参加してもらえるようにという意図で、出入り自由、画面オフでもミュートでチャットのみでも参加を歓迎、またレコーディングも行なわないので気兼ねなく思いのままをぶつけて欲しいと示しているものの、である。
ちょうど、今日は4限「地域参加学習入門」の受講生に提供したオンデマンド学習用の動画でゲストスピーカーとして招いた陸奥賢さんもZoomに参加していただく回だった。結果として参加してきたのは1名のみだった。しかも、その1名は「間違ってクリックしてしまった」かのように、瞬時に退出してしまった。結果として、私と陸奥さんと1時間半、應典院でのプロジェクトの思い出話やコロナ禍におけるコミュニティとコミュニケーションのあり方について、じっくり対話させていただく機会となった。
4コマの授業の前、朝には大阪府特定非営利活動法人条例指定審議会のZoomミーティングが1つあった。この審議会は国による認定NPO法人の制度と並行して、大阪府独自の税制優遇を適用するかどうかを取り扱う知事の諮問機関である。現在、その指定法人とのミーティングを重ねており、今日は大阪府高齢者大学校からのインタビューを行った。その後の80名が受講する2限「現代社会のフィールドワーク」のZoomミーティングには8名が参加したものの、前日の成人の日を緊急事態宣言の中で迎えた受講生もいたかもしれなかったのに、「おめでとう」の言葉をちゃんと投げかければよかったと反省しつつ、家路についた。
18時過ぎには既に人の気配がしなくなっていた立命館大学衣笠キャンパス
(iPhone XR, 4.25mm(26mm), f/1.8, 1/30, ISO 500)