午後は2月20日にコーディネーターを務めるFDフォーラムの打ち合わせだった。2016年と2019年・2020年と、大学コンソーシアム京都の企画検討委員を務める機会を得たが、昨年度はオンラインでの資料提供のみに止まり、今年度は初のオンラインでのライブ開催である。今回はそのコロナ禍に大学はどう向き合ってきたか、それをもとに大学の未来を展望することとした。話題提供をいただくのはFacebookで2万人を越えるメンバーが参加する「新型コロナのインパクトを受け、大学教員は何をすべきか、何をしたいかについて知恵と情報を共有するグループ」の設立管理人である関西学院大学の岡本仁宏先生と、同グループの世話人の一人で『ROBOT-PROOF:AI時代の大学教育』の訳者の一人であられる金沢大学の杉森公一先生である。
シンポジウムの問いは「大学の教育・研究・社会貢献に新しいモデルは生まれうるか?〜COVID-19の経験を踏まえてAI化・ロボット化した世界の担い手を構想する〜」とした。しかし、名付けた当人としては、この解は自明である。というのも、無生物主語で記した表現を「私たちは」を主語を言い換えるなら「(私たちは)大学の教育・研究・社会貢献に新しいモデルを生み出しうるか?」となるためである。つまり、コロナ禍において大学の教育開発に取り組む当事者としての自覚や責任を抱いているなら、自ずと新しいモデルを問う場になる、いや、必ずや問う場にせねばならない。
バス車内で耳にした(「そのコート、あったかそうやな」で始まった)会話もまた実に大阪的
(iPhone XR, 4.25mm(26mm), f/1.8, 1/716, ISO 25)