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2008年1月3日木曜日

Time goes by

 徳永英明の「VOCALIST」シリーズが売れている。既にシリーズは3作目だ。私も好んで聴いている。ちなみに、3作目で「打ち止め」とするらしい。

 徳永英明のみならず、デーモン小暮閣下による作品の他、さらには佐藤竹善や槇原敬之や甲斐よしひろなどの作品の一部の中にもあるように、男性シンガーが女性シンガーの歌を歌うことに違和感を覚える人もいるだろう。しかし、例えば一青窈の「ハナミズキ」を取り上げてみると、「僕」による私語りとなっている。もちろん、一青窈自身の作詞であるから、女性の歌ではある。とはいえ、歌そのものは男性のものであってもいいはずだ。

 ちょうど、今日は小学校の同窓会があった。昔なら、居酒屋の後はカラオケ、という展開が定石であったものの、さすがに大人になったものである。今日は居酒屋の後、パブに連れられていくこととなった。ちなみに、パブはラウンジよりもお手軽で、スナックよりもお上品なところ、という位置づけだとか。

 そんな同窓会の二次会で歌わせてもらったのが、「Time goes by」だった。Every Little Thingのボーカル、持田香織が澄んだ声で歌っていた(一説によると「歌えていた」)ころの歌を、朗々と歌い上げてしまった。まるでうんちくのようだが、この歌は当時のメンバー、五十嵐充による詞であり、男性によって構築された世界観をもとにしている。そんな風にして考えれば、男性の歌だとか女性の歌だとか、いちいちこだわる必要もなく、むしろ、その歌の世界観に浸りきることが大切なのではないかと、久々の再会を楽しみながら、雰囲気のある曲を朗々と歌い上げてしまったことを正当化してみたりするのである。





Time goes by



Wow wow wow…



きっと きっと 誰もが

何か足りないものを

無理に期待しすぎて

人を傷つけている



Wow wow wow…



会えばケンカしてたね

長く居すぎたのかな

意地を張れば なおさら

隙間 広がるばかり



Kissをしたり 抱き合ったり

多分それでよかった

あたりまえの 愛し方も

ずっと忘れていたね



信じ合える喜びも

傷つけ合う悲しみも

いつかありのままに

愛せるように

Time goes by…



都合 悪い時には

いつも言い訳してた

そうね そんなところは

二人よく似ていたね



安らぎとか 真実とか

いつも求めてたけど

言葉のように 簡単には

うまく伝えられずに



もう一度思いだして

あんなにも愛したこと

「アリガトウ」が言える

時がくるまで

Say good bye…



残された傷あとが 消えた瞬間

本当の優しさの

意味がわかるよ きっと



過ぎた日に背をむけずに

ゆっくり時間(とき)を感じて

いつかまた 笑って

会えるといいね

Time goes by…



Wow wow wow…



(Every Little Thing・詞:五十嵐充・曲:五十嵐充)

































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