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2017年7月11日火曜日

乗り継ぎばかりのまちに

痛風の発作から4日目、ほぼ、普段通りの生活ができるようになった。それでも右足の人差し指を触ると、ここに悪いものが貯まっていったのだろうということがまだわかる状態である。ただ、右足をかばって歩き続けたことで、若干、左足に違和感を覚えている。○○に違和感とは、まるで野球選手のようだが、例えば右肘に違和感のある投手が当番を避けたくなる気持ちがわかる気がしている。

移動に大きな支障がなくなった今日、アムステルダムへと飛んだ。今日開幕したヨーロッパ心理学会(European Congress of Psychology)への参加のためである。この学会は隔年開催で、今回で15回目を数える。もともと参加するつもりもなく、そもそも発表を申し込みさえも考えなかったが、オールボー大学での学外研究に導いていただいたサトウタツヤ先生から先月お誘いがあり、今月になって参加登録をした。

オールボーからアムステルダムには直行便がある。逆に、この直行便があるために、今はKLMで移動する頻度が高い。オールボーから関西への移動も、5月のドイツ・ベルリンも、6月のスコットランド・インヴァネスも、やはりアムステルダム乗り換えとなった。便利なのは有り難いが、日本の航空会社が加盟していないスカイチームに加盟しているので、スターアライアンスやワンワールドだったら、これまでの搭乗記録が加味されて、もう少し楽しい旅になるのに、と思うことがある。

アムステルダムには1時間半のフライトで到着した。アムステルダムには2013年にベルマミーア団地などの調査で訪問しており、懐かしい感覚がないわけではない。とはいえ、最近はトランジットのためだけに訪れてきたので、ささやかな戸惑いを抱いてしまうことが多い。耳や目で触れる言葉、切符の買い方、まちの雰囲気、挙げていけばきりがないが、有意義な4泊5日の滞在としたい。