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2017年7月21日金曜日

遠方より母たち来る

静岡・磐田の実家から母たちがやってきた。個人手配のヨーロッパ旅行は初めてという。当初は友人を誘ったそうだが、結果として姉と2人でやってきた。ちなみに、1月に帰省した後には値段に魅力を感じて「てるみくらぶ」のツアーで訪れることも考えたようだが、あまりに詰め込みのスケジュールをいぶかしがっていたことを思い出す。

今回、母たちはフィンランド・ヘルシンキを観光してからデンマークに足を運んできた。昨日の夜はコペンハーゲンに入り、今日の朝の便でオールボーへとやってきた。4月のうちに航空券は抑えていたが、チェックイン手続きは「自分でやる」という。デンマークでは自動チェックイン機を使うのが通例だと説明していたが、カウンターに行けばなんとかなるだろうと高をくくっていた。案の定、6ケタの予約コードを入れる必要があったのだが、それはそれは難儀したという。

ともあれ、妻と共に2人をオールボー空港で迎え、コペンハーゲンへ日帰りの観光となった。まずは空港から近いリンホルム遺跡へ向かった。そして旧Jens Bangs邸(Duus Vinkjælder)で昼食を取り、街中を散策した。そしてバスでオールボー大学へと向かい、自宅に案内した。あいにく大学は休暇中ということもあって人の気配がなかったが、異国の地での仕事や暮らしの様子は感じてもらえただろう。

昨日までは晴れていたものの、今日の午後からは傘が手放せない天気になってしまった。それでも、夕方に空港へと向かう頃には雨も上がった。今回は日本で見送る側だった父からは「最初で最後の海外旅行のアテンドを宜しく」とメッセージが届いたこともあり、妻と共にコペンハーゲンに同行し、同じホテルに泊まることにした。空港からのタクシーでは、発音の難しいデンマーク語対策のためにスマートフォンでホテル名を見せたものの行き先を間違えられ、夕食を取ったレストランでは「ムール貝」を聞き取れず、難儀をしたところもあったが、それなりのコミュニケーション力で対応したつもりである。