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2017年11月2日木曜日

場の担い手が持つべき素養を磨きに

今日から4日間、参加型リーダーシップの研修に参加する。これはArt of Hosting(AoH)という名前により、世界で展開されているワークショップで、1991年設立のInterchange社の共同創設者Monica NissenさんとToke Paludan Moellerさんらによる研修が元になって開発されていったものという。公式ウェブサイトには世界各地の連絡窓口が紹介されており、日本語でのサイトも開設されている。MonicaさんとTokeさんも2014年に来日されているようで、2017年には京都・綾部でも開催されている。

今回は、4月から何度かお目にかかっている方(Sørenさんとだけ記しておく)がデンマークでの運営チームの一人ということもあって、お誘いをいただいた。SørenさんはAoHに出会って15年になるという。前掲の日本のサイトで紹介されている歴史を紐解くと、AoHは1994年に失業者向けの研修を担っていたJan Hein NielsenさんがMonicaさんとTokeさんと出会い、その後3人で活動し、1999年にAoHの原型となるプログラムを構築したとある。よって、SørenさんがAoHに出会ったのは、かなり初期の頃なのだと推察する。

会場となるDanhostel Kalundborgまでは、オールボーから列車とバスを乗り継いで5時間ほどかかる。ただ、この場所は例年、AoHの研修がなされている場所のようである。ある種、聖地と言ってもよいのかもしれない。そう思うと、道中のテンションは上がる。


会場に着くと、ちょうど入り口のロビーでSørenさんらがおしゃべり中で再会を祝った。夕食を終えると、早速ワークである。JanさんによるAoHのポイントと、参加者全員が一つの輪になって「なぜ参加したのか」を語るというものだった。今日の終了は21時半、はてさて明日からはどうなることやら、である。