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2021年2月21日日曜日

ドーンとスタミナ!! がガツンとカラダに

1994年の3月末、第2志望だった国立大学のB日程試験が残念な結果に終わったことを受け、父と共に春からの家を探しに京都を訪れた。結果として、立命館大学のみ、ご縁をいただいたためであった。その年の4月から立命館大学は滋賀県草津市にびわこ・くさつキャンパス(BKC)を開設するすることとなっていたため、情報の多くは衣笠キャンパスに集まっていた。そのため、大学が提携する衣笠キャンパス近くの不動産屋さん(確か、以学館での大学生協の特設コーナーを見た後、平野神社近くの「学生ハウジング」さんにお邪魔したように記憶している)を訪れたのであった。

朝に静岡県磐田市の実家を出たため、自ずとランチは京都市内でいただくタイミングになり、足を踏み入れたのは北野白梅町の天下一品だった。なぜ、そこまで覚えているかというと、初めて入った天下一品で、初回は「こってりを食べなかった」ことを、事あるごとに想い起こしてきたためである。その後、衣笠キャンパスとBKCの中間地点とも言える山科区御陵で初めての一人暮らしを始めた後には、徒歩2分ほどのところにある天下一品によく通ったものである。もちろんオーダーは「こってり」で、ニンニク入りネギ大(現在はトッピング扱いで別料金)を定番としている。

今日は昨日の大学コンソーシアム京都の第26回FDフォーラムの打ち上げ気分で、妻と共に天下一品の総本店でランチをした。総本店の店内北側の壁面には天下一品の歴史が掲げられているのだが、そこに総本店の開店当時の写真があった。そこにあった「ドーンとスタミナ!!」の看板に、かつて通っていた山科店に掲げられていた文言を思い出した。一部の店に共通して掲げられているようで、Googleの画像検索で探り当ててみると、「当店のスープは非常に栄養価が高くスタミナ不足の方に特におすすめします。」という案内で、少し疲れたとき、また風邪気味のときには、スープを飲み干すことさえできれば程なく治り、仮に飲み干すことができなければ相当に体調が悪いと判断する、それくらいの「ドーンとスタミナ!!」であると今なお受け止めている。

天下一品でのランチを挟むかたちで、午前と午後にはFDフォーラムの分科会に参加した。午前の分科会では、前日のシンポジウムでもそうであったように、コロナ禍を経て「元に戻るか戻らないか」ではなく「元に戻すか戻さないか」、大学側に方針策定が委ねられているという議論が展開された、と受け止めている。午後はeラーニングと呼ばれてきた時代から丁寧な実践を重ねて来た方々の事例紹介だったため、なおのことコロナ禍を経た緊急対応の内容が相対化される機会となったと捉えている。ちなみに午後はランチの際の「ドーンとスタミナ!!」が、学生時代とは異なってガツンと胃腸を騒がしくさせており、途中、ブレイクアウトルームや休憩なども含め、休み休み議論を伺うこととなった。

ランチの後はスーパーで買い物をして帰ったのですがその時点で胃が騒がしくなり、でした。
(Leica M9-P, 35mm, f/3.4, 1/12, ISO 400)