知り合いの僧侶、秋田光彦さんが原案を書かれた映画「カーテンコール」の試写会に行って来ました。昭和30年代の映画館を舞台にした物語で、当時は表面化しなかった幾人にもまつわる物語が現在の社会に重ねられていきながら家族とは何かを紐解いていく、佐々部清監督の手腕が際だつ映画です。知り合いだからというわけではなく、なかなかおすすめの映画なのですが、同じ昭和30年代を扱った「Always−三丁目の夕日」がより明快な展開となっていることもあって、どうしても比較されがちとなってしまい、ちょっともったいないな、という思いを抱いています。
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