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2007年11月16日金曜日

ステッカー型評価シート〜選挙事務所×近代建築

 昨日、橋爪紳也事務所を訪ねてきた。選挙戦の終盤を盛り上げていくために、ポスターにステッカーを貼るためだという。私の知り合いの大学院生がそのステッカー貼りの手伝いを行うということもあって、その段取りを確認したいという意図と、あわせてどんな事務所で選挙を戦おうとしているのかを見せていただきに行ってきた。率直な感想は「こういう事務所のスタイルもあるのか」というものであった。

shibakawa.gif 橋爪紳也さんは、言わずと知れた建築史の研究者である。そんな専門的知見を携えて臨んだ選挙戦において、橋爪さんは前線基地を近代建築の名所として名高い「芝川ビル」の1階に置いた。昭和2年(1927年)の竣工というから、ちょうど今年で90歳を迎えたこととなる。南米マヤ・インカの装飾を纏ったビルに合うよう、看板の色などにも配慮がなされているのだが、そこに堂々とオートバイを横付けしてしまったことに、やや萎縮をしてしまう。

hashizumeoffice.gif 先日、興味深い新聞記事があることを教えていただいた。産経新聞による「大阪市長選 事務所で特徴、4候補の戦略」というもので、橋爪事務所は「レトロな雰囲気と候補者のイメージを重ねる戦略も立てた」と記されている。ちなみに私の知り合いの何人かが「等身大のガンダムのフィギュアがある」という話をしていたが、これは明らかに間違いであり、「1/12スケール」の「シャアザク」がある、というのが正しい。ちなみに今回、近くまでのぞき込めばよかったものの、恐らくカラーリングから2001年モデルではなかったかと思われる。

 近代建築、ガンダム、その他万博や遊園地など、橋爪さんの関心領域を取り上げていくと枚挙にいとまがない。しかし、それらの関心に、一貫する柱がある。それは「文化」だ。改めてポスターに貼られたステッカーを見るにつけ、水曜日の「政談演説会」での、はしづめ事務所のスタッフのことばが身にしみてくる。



20071116.jpg




 以下、はしづめ紳也事務所のスタッフが述べたことばを遺しておく。

http://homepage.mac.com/yamaguchihironori/20071114presentation.mp3

 いかに政策本意で候補者を選ぶことが重要かが鮮明に打ち出されていると言えよう。



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 ここにビラの方、配っていただいたやつがあると思うんですけどね、宮崎県の東国原さん、嘉田さんと対比して共通しているのは何か、政党推薦がなかったこと、というふうに書いてありますけども、これは橋爪さんにも共通している。ここで答え「まる1」のところにあるんですけれども、二人とも、政党推薦がなかったことから絶対勝てないと言われていたんですね。僕も嘉田さんのときはホント、選挙スタッフとしてずっと一緒にいたんですけれども、本当ですね、「がんばってねー」「また4年後も出てねー」と言われるんですね、これ。4年後じゃないだろ、今回勝たなきゃしょうがないぞ、と。

 それはですね、橋爪さんも今回、2週間の本当に短い期間の中ですけれども、1週間前と比べてすごく反応がよくなっています。やはり知名度がなかったということで、政党推薦がなかったということで、なかなか浸透していけなかったんですけど、ここに来て、本当に街宣、盛り上がっております。

 ここをですね、皆さん、今日来ていただいた皆さんが、ここからまた拡げていっていただく、と。橋爪さんの、ここ後ろの評価シートですが、比較シートを見ていただいたらわかるんですけども、本当に政策もナンバーワン、そして変なしがらみもない。何より大阪生まれ、大阪育ち、そして大阪の研究をずっとしてきて、これ以上の候補はいない。大阪が待ち望んだ候補だ。橋爪紳也を市長にしなかったらもったいないです。(拍手)ありがとうございます。

 もうそれを皆さん今日、ここに大体900人ぐらい入っていただけていると思うんですが、皆さんですね10人声を掛けていただいたら9000人、その9000人がさらに10人声を掛けたら90000ですよ。いくらでもひっくり返せるんです。新聞の世論調査は当たりません。そんなのを気にせずにですね、この勢いに乗って、最後3日間、橋爪紳也大逆転、橋爪紳也市長の誕生に向けて、皆さん元気出していきましょう。よろしくお願いします。

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