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2007年11月18日日曜日

勝手連は身勝手連中ではない〜勝手連メンバー最終応援演説

 にしても、「橋爪紳也さんを応援する勝手連」は、勝手連らしくなってきたと思う。本日、最終の演説が行われたのだが、勝手連からは2名が応援演説を行った。そのお二人とも、それぞれの立場が全面に出つつ、しっかりと「応援」という目的を適えるものであった。あくまで主役は、候補者であることが、しっかりと伝わってくる。

 同時に、橋爪紳也さんを応援するということは、結果として応援の呼びかけが橋爪さんだけに向かっていけばよい、というわけではない。すなわち、呼びかけの対象は、橋爪さんを通じて、広く市民に向けられるのである。そこでは、有権者であるか否かだけが重要ではない。大阪という大都市には、選挙権があるなしを問わず、何らかの形で自ずと関わっているからである。そんな前提を強調するまでもなく、当然のようにその前提が埋め込まれた演説のお手本として、以下の演説はなされたと言えよう。



【音声ファイルアドレス(備忘録)】

http://homepage.mac.com/yamaguchihironori/20071117hashizumefinal.mp3



20071117.gif




<片桐知子さん>

 千日前の皆さん、こんばんわ。私は片桐と言います。私には二人、子どもがいます。私、子ども、二人生まれてから、自分の子どもだけでなくじゃなくて、もうとにかく大阪の子ども、日本の子ども、世界の子ども、みんなすごい気になるようになったんです。

 今の子どもね、おぎょうぎ悪いと思いません?なんか思いやりがないと思いません?何か自分中心やと思いません?それね。誰がつくったと思います?今のね、自分さえよければええ、自己中心的な大人がそういう子ども、作ってるんですよ。私は思います。そうやって、いっつもそう怒ってました。

 でも、私に何ができるの?私、政治活動も、市民活動すらしたことない。政治って難しい。だからただ怒ってただけでした。でも、2ヶ月前です。橋爪紳也さんと逢ったんです。で、橋爪さんが言わはったんです。「今の大阪な、ホンマヤバイ。このまま放っとったらな、ホンマ、マズイことになんねん。だからな、黙ってられへん。なんとかせなあかんねん」。それ聞いて、今まで私、自分が何もせえへんかったこと、すごい反省しました。

 それで、一生懸命、このマニフェスト、読みました。マニフェスト読み過ぎて、くちゃくちゃになりました。泣いてしまいました。この中身ね、メチャメチャ感動するんですよ。下手な映画より感動します。(拍手)

 このマニフェストはね、市民の人と一緒につくりはったんですよ。だからね、生きているですよ、このマニフェスト。このマニフェストはね、実行するね、橋爪さんの約束事なんです。だからこのマニフェスト、橋爪さんが市長になれへんかったらね、実行でけへんのですよ。もったいないじゃないですか。(そうだ、拍手)

 今ね、マスコミは、大阪市長選挙は自公と民主党の戦いや、と言うてるでしょ?組織票の人等はね、「選挙行け」言わんでも行きますよ。(そうだ)一番ね、大事なのはね、個人票でしょ?個人の票が一番市民の声でしょ?(そうだ)

 市バスにね、選挙は11月18日って書いてあるじゃないですか。地下鉄乗ったらね、選挙、11月18日行きましょうって言うてるでしょ?あれね、組織票の人になんか何にも関係ないですよ。個人の票の人に言うてるんですよ。つまり、橋爪さん、応援してくれてるんでしょ。(そうだ、拍手)。

 何が組織票ですか?今回の大阪市長選挙は、組織票と個人票の戦いなんですよ。(そうだ)絶対負けるわけにはいきません。(がんばれ)

 ここまで言ってね、あれなんですけどね、私、実は大阪市民ちゃうんです。(笑い)でね、大阪市でね、15年くらいね、小っちゃな会社、やってます。だからね、法人税は払ってます。法人税というのは市民税でしょ?立派な市民税やのに、私、選挙権ないんです。私、選挙行きたい。橋爪さんに入れたい、せやけど、選挙権ないんです。こんな悔しいことありません。

 皆さん、大阪市民のみなさん。票、持ってはるでしょ?明日は絶対棄権せんといてください。自分のために働く大阪市長、誰なんや、ちゃんとこの目で見て、今からでも遅くありません。ホームページにマニフェスト、載ってます。ビラにも書いてます。ちゃんと読んで、ちゃんと読んで明日絶対に投票に行ってください。よろしくお願いします。(拍手)



<橋爪紳也さん>

 こんばんわ。橋爪紳也、46歳、大阪市長候補です。「大阪をなんとかせなあかん、もう黙ってられへん」このことばを、市民の皆さまに伝えて参りました。私が市長選挙に出馬するに至った動機は、大阪、今の市長のままではあかん、この怒りが根底にあります。今のままの大阪でいいですか?大阪の元気のなさ、この状態のままでいいですか?変えなければいけません。

 私は心の底から怒っておりました。しかし、どうしたらいいのかわからない。いろんな人と話をしてました。誰か市長選挙、現職の対抗馬として出ないのか?そういう話をいろんな場所でしておりました。そこで言われたのが、「そんなこと言うんったら、お前が出ろ」(笑い、そうだ!)。ホンマに出てしまいました。

 市長選挙、出馬表明をした日、たった一人でした。推薦人の方、十何人、お願いしましたが、誰も選挙の専門家はいず、思いあまって、橋爪紳也、飛び出た、それを支えてくれました。それから私の市長選挙が始まりました。真の市民派として選挙をする、それはどういうものなのか、全くわからないままに、ここまで闘って参りました。

 ある時、スタッフの一人が教えてくれました。市民派の市長選挙は、候補者の思いを周りの人間に伝えることから始まる。周りの人間を本気にすれば、その人たちがまた多くの人に伝えてくれる、この熱の伝導、熱を伝えていくことで、選挙戦を戦うのが市民派の市長選、そう教わりました。(拍手)

 これまでの選挙、私は常識として、組織があって、そこで担ぎ上げられた候補者が市長とか議員になる、それが当たり前と思っていました。しかし、違う選挙の仕方がある。違う市民の熱の伝え方がある。今回、私は身を持って知りました。

 「大阪をなんとかせなあかん。もう黙ってられへん。」私の思い、皆さんに伝わっているでしょうか?(伝わってるぞー)。今のままの大阪市でいいわけがありません。今の市長でいいわけがありません。(そうだ)市民の皆さま、大阪市を変えましょう。(変えよう!)大阪市役所、変えましょう(変えよう!)、大阪市長を変えましょう。(変えよう!)

 大阪を変えるためには、市民の力が必要です。みなさんの思いが必要です。

 声を出してください。声をあげてください。「大阪をなんとかせなアカン」。「もう黙ってられへん」皆さまの声を集めることで、大阪市を変えることができます(そうだ!拍手)

 明日 11月18日、大阪を変えましょう。市民の思いを伝えて大阪を変えましょう。今晩8時まで、市長選挙、活動ができます。皆様の思い、まだ明日の朝まであります。ぜひとも、皆さんの思い、まわりの人たちに伝えてください。橋爪紳也の思い、まわりの友人、知り合いに訴えてください。明日大阪を変えます。(拍手)市民の皆さまが大阪を変えます。市民の皆さまが大阪市長を変えます。大阪を変えるのは、市民の皆様です。(そうだ!)

 市民の皆さま、大阪市なんとかしてくれ、そういう話ではありません。市民のみなさま一人ひとりが、大阪の将来のために何ができるのか、それを考えてください。まずできることは、明日大阪市長選挙、投票所に足を運んでいただいて、橋爪紳也、46歳、私に一票いただくこと、ここから大阪市が変わります。ぜひとも明日、私に皆さまの思い、伝えてください。よろしくお願いします。ありがとうございます。



<生駒伸夫さん(生駒時計店)>

 千日前の皆さん、こんばんわ。私はこの大阪、北浜で商売を続けて、会社は130年ほどになります。私はこの大阪で仕事をして30年になります。橋爪さんと初めて知り合ったのは、うちの会社は非常に古い、古い建物で、もうボロボロになって、どうやっていくんだ、と。親父らとは、建て替えてもう貸すしかないんちゃうか、と。そんな苦労をしてきた、昭和の終わり、平成の初め。突然、覗きに来てくださって、「ええ建物やから、大事にせえよ」そんなことを言うてくださったのが橋爪先生でした。大事にせえよ、という人がだんだん増えてきて、それで大事にせなあかん、そう思って、なんとか今まで保ってきました。

 一方で、中央公会堂は、市が、本当に100億円を超えるような予算で、ずいぶんきれいになりました。公共のものは確かに税金できれいにしていくべきだと思います。本当に、使い手があるいい建物になっていると思います。でも、民間のものは、民間の工夫で何とか大事にしていきたい、そんな中でも一番相談に乗ってくれたのが、この橋爪さんでした。

 そして今回、私は橋爪先生が立候補されるというのは、新聞のニュースで見て、びっくりしたほうです。そして今、ボランティアとご紹介いただきましたけれども、私はボランティアでも何でもない、何もお手伝いしていない、ただ、橋爪先生のこの「黙ってられへん」という声に引きずられて、「何かしゃべってよ」と言われたら、僕かて黙ってられへんのです。

 この、橋爪先生の「黙ってられへん」という思いが、普通の一人ひとりの中で、俺も黙ってられへん、僕も黙ってられへん、私も黙ってられへん、その声が大阪を変えるんです。大阪って何や、と。確かに、まち、建物、川、いろんなもんがあります。でも大阪っていうのは、大阪のまちの人です。大阪を変えるって言うのは、大阪の僕らが変わるっていうことなんや、と思います。(そうだ!)

 この、橋爪先生の「黙ってられへん」という声、私、ホンマ、カラオケも嫌いで、マイクなんか今、手、震えてますよ。それでもね、それでもここで、声を上げたい、それが、橋爪先生の思いやと思ってます。(拍手)

 ホンマに、70歳の超えた市長。僕はやっぱり日本人ですから、ご高齢の方々、尊敬します。本当にいろんなことをされてきて、ご苦労もあったと思います。確かに、後を継ぐ人がなかったら、最後まで責任取ってもらわなあきません。でも、若い中から、今度は俺らに任せろ、という人が出てきたときには、ちゃんと、引き下がっていただく、譲り渡していただく、それがやっぱりお年をめされた方の、やっぱり役割やと思います。

 若い人、信用してください。そして、逆に若い人、20代、30代以下の人、選挙権のない人も、これから大阪を支えていくのはその世代、みなさんに支えていただかないかん。ただちょっと先に生まれた、ただちょっと後に生まれた。それだけで何にも変わりありません。経験だけです。

 でも、今、この時代に、じゃあ大阪を支えていくのはどの年代や、と言うたら、橋爪先生のこの40代と違うんですか?(そうだ!)

 ホンマに、 70代の人、もうご苦労様だと言いたい。(そうだそうだ!)そして、人から頼まれて、その気なかったけど…そんな人に、やっぱり、やっぱり任せられません。非常にソフトで、ええ人格の方やったとしても、一定の組織に支えられて出てきた人。シロウトやと言うたら、もしなったら、その組織と相談するだけ。橋爪先生はホンマに、40回以上、みなさん方700人以上と、タウンミーティングを繰り返して、バージョンをアップして、このマニフェストを作られました。

 さっきの片桐さんもおっしゃってましたけど、私も、最後の1ページ読んだとき、泣きました。ホンマに、皆さん、これ、パソコン環境にある人、すぐダウンロードできますから、最後の1ページだけでええですから、読んでください。

 そして、明日、大阪変えましょう。せいぜい、よろしくお願いいたします。

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