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2018年2月1日木曜日

膨らんだ身体と縮んだ服と

新しい月が始まった。いよいよデンマーク・オールボーでの暮らしも2ヶ月を切ったことになる。4月以来、これまで前のめりになっていた物事への姿勢を糺すことができた。その結果、他者に向き合う呼吸を整える時間を過ごすことができたように思う。

2月はデンマークを離れる時間が続く。まず、アメリカへの出張がある。その後、日本への一時帰国と続く。それぞれ、研究発表が目的である。

今日は2月の一時帰国にあわせて、ホスト役を担わせていただく研究会の参加者に向けて、いくつか案内をお送りした。フィールドワーク社会心理学研究会と名付けられた研究会は、今回で14回目を数える。学会では行わないことをする、というのが趣旨の研究会であり、さしずめフィールドワークを行う社会心理学者らの秘密結社のようなものである。特に若手の参加者に発表時間が割かれるという点も特徴である。

そんなこともあって、徐々に荷物の整理も行っている。衣類の整理を進めていく中、妻が率先して選択の手間を取ってくれた。折に触れ着てきたお気に入りのセーターを「おしゃれ着洗い」してもらったところ、見事に縮んでしまった。中身をスリムにせよ、というお達しなのかもしれない。