毎週金曜日は立命館の朱雀キャンパスで過ごすことが多い。ただ、今日は衣笠キャンパスでのスタートであった。11時から、平和ミュージアムにお伺いし、友人から投げかけられた展示の実現に向けて必要な事柄をお示しいただくためであった。平和ミュージアムとは学生時代に参加した1995年の「世界大学生平和サミット」が契機となって、幾度となく関係を深め、例えば2012年度に開催された震災関係のミニ企画展では推薦文を寄稿させていただくなど、立場に応じてそれぞれの役目をいただいてきた。
思えば、毎週金曜日に定例の会議が行われている立命館災害復興支援室も、学生時代に「立命館大学ボランティア情報交流センター」を仲間たちと共に設置し、解散まで携わることができたからこそ、こうして関わり続けられている気がする。もとより、始めるよりも、続けることは難しい。そして続けるよりも、きちんと終えることは更に難しい。当時、センターの代表を務めた内山博史くん(現在は谷内さん)とのあいだにあった当初の緊張関係と、事の運びと共に重ねられた対話は、知識ではなく知恵として、自らの身についていると感じてやまない。
ということで、今日は衣笠キャンパスから朱雀キャンパスへと向かった。まずは今夏の淡江大学(台湾)と立命館大学とのプログラムに関する打合せを行った。その後、諸々の案件を協議する事務局会議に出席した。事前の調整がうまくいっていることもあって、最近は会議の予定時間よりも早くに終わることが多い。
そして、いつしか「千本三条・朱雀立命館前」という名前になったバス停から、14時13分発の西日本JRバスにて、旧京北町の京都府立ゼミナールハウスへと向かった。「第2回信頼を感じる共同体づくり対話会 in 京北」という会にお誘いいただいたためだ。第1回に参加していない、しかも途中参加、さらに元となるプロジェクトは自治体と企業の協働によるため、一定の制約条件を自ずから有している、という不自由さの中で、天の邪鬼なコメントを重ねさせていただいた。中でも「名詞で語っている対象を、動詞に置き換えて主体的な行動へと転換してはどうですか」という問いかけが響いたようなので、翌朝にもまた、しかし言葉少なに、調子に乗ったコメントをさせていただくことにしよう。
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