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2009年7月7日火曜日

works

山口 洋典(やまぐち・ひろのり)

 業績一覧


著書 (著者及び共著者名、年、分担項目名、編著者名、書名、発行所、初頁~終頁)


山口 洋典 2010 コミュニティ・アクティベーションの視点:イタリア・ミラノにおけるメディアの重層性から 松浦さと子・川島隆(編) コミュニティメディアの未来:新しい声を伝える経路  晃洋書房 98-110.

  • 第7章として所収された原稿は、第II部「社会運動とコミュニティメディア」の1つとして所収されている。人物、空間、情報技術の効果的な利活用が、人々のコミュニケーションを豊かにすることに着目し、イタリア・ミラノの事例から、特に日本初のNPO法人によるコミュニティFM局が設立された京都地域を具体的な対象地として、今後のコミュニティ・メディアの展望を述べた。


山口 洋典 2009 ネットワーク型まちづくりでつながる・まとまる・ひろがる 上町台地コミュニティ・ビジネス研究会(編) 地域を活かす つながりのデザイン:大阪・上町台地の現場から  創元社 140-163.(第6章本論)

  • 第6章のメインテーマ<いとなみを結ぶ>に即して、上町台地界隈で展開されているネットワーク型まちづくりの活動主体「上町台地からまちを考える会」の事例を紹介した。また、事例に対する考察を、メタファー論を用いて行っている。


山口 洋典 2009 現代におけるコモンズとしての宗教施設の可能性 上町台地コミュニティ・ビジネス研究会(編) 地域を活かす つながりのデザイン:大阪・上町台地の現場から  創元社 131-136.(第5章補論)

  • 第5章のメインテーマ<いのちを見つめる>に即して、本論で紹介された「お寺の資源力を活かす」という視点に対し、特に日本において近代国家の成立後、宗教施設がどう位置付いてきたかについて論じた。とりわけ、人々がまちに重ねるイメージ、すなわち「風景」の観点からお寺の有り様に接近した。

山口 洋典 2008 文化創造拠点としての宗教空間:コミュニティとNPO,そして場としての寺院 井口貢(編) 入門・文化政策:地域の文化を創るということ  ミネルヴァ書房 213-226.(第13章)

  • 宗教法人と公益について、大阪市天王寺区の「應典院」を事例に取り上げ、論じた。とりわけ、歴史的にコミュニティの核であることに着目しつつ、寺院が現代においてもコミュニケーションの場として成立するためには、「スピリチュアリティ」を批判的な側面も含めて取り上げていくことが必要であることを示した。

山口 洋典 2006 ネットワークからニットワークへ 佐々木雅幸(編) CAFE:創造都市・大阪への序曲 法律文化社 74-82.

  • 上町台地からまちを考える会の設立の経緯と経過を、地域内のネットワークの拡大という観点から述べた。とりわけ、地域内のネットワークを拡大していく際の外来者の視点の大切さを明らかにするために「ニットワーク(編み物作業)」ということばを導入して、協働のあり様とあり方を述べた。

山口 洋典 2005 情報化とNPO、NPOのネットワーキング、NPOスタッフの教育・養成、NPO・ボランティア教育、中国のNPO・ボランティア 川口 清史・田尾 雅夫・新川 達郎(編) よくわかるNPO・ボランティア (やわらかアカデミズム「わかる」シリーズ) ミネルヴァ書房 (各2ページ) 

  • 見開きによる2ページにわたって一つのテーマを簡潔に説明した。また、章と章の間の「活動の現場から」の写真とコラムも担当した。

山口 洋典 2000 大学と地域が協働で取り組むNPO人材養成 特定非営利活動法人きょうとNPOセンター・財団法人京都新聞社会福祉事業団(編) 京都発NPO最前線―自立と共生の街へ 京都新聞社 95-105. 

  • 本書自体の制作の契機となった「NPOスクール」の黎明期について、学生の受入団体の声も交えて詳説した。インターンシップ・プログラムは、学生の教育プログラムに留まらず、分野と地域を越えた団体間連携をも導くことを明らかにした。なお、制作にあたっては本文写真と表紙デザインも担当した。


学術論文(著者及び共著者名、年、題目、誌名、巻、初頁~終頁)



山口 洋典 2009 自分探しの時代に承認欲求を満たす若者のボランティア活動:先駆的活動における社会参加と社会変革の相即を図る「半返し縫い」モデルの提案 ボランティア学研究(9), 5-54.

  • 自分探しという表現は、時に否定的な言説として用いられるが、ありたい自分を探していくということは、根源的に否定されるべきものではない。そこで、本稿では、中華人民共和国の内蒙古自治区において、エコツアーと称して展開されてきている沙漠緑化プログラムで、参加者とプログラム事務局ならびに現地の方々がどのような関係を構築しているかを事例として取り扱った。そして、現代を生きる若者たちが、自らを物語るときに、複数の自己、すなわち多元的自己を有していることに焦点を当てた。その上で、先駆的なボランティア活動が展開されていくためには、日常の風景から逃避せず、自己満足に埋没してはならないとする観点から、活動現場と日常生活との関係について「半返し縫い」モデルを提示することとした。


山口 洋典 2009 well-designedな生活スタイルの実現:フィンランドにおけるソーシャル・イノベーションの源流を見つめて 同志社政策科学研究(11)2, 205-207.

  • 2008年10月22日から29日にかけて、文部科学省「大学・専修学校等における再チャレンジ支援推進プラン」に採択された「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」の先進事例調査のためにフィンランド共和国を訪問した。調査の目的は、ソーシャル・イノベーションを生み出すための社会制度と、多様なセクターの協働による社会変革のコーディネートの様式から、日本における社会人教育プログラムのあり方を検討することであった。本稿では、フィンランド市内の各実践団体と、フィスカルス村でのアーティスト組合の活発な取り組みを紹介し、物事の判断が合理的であるだけでなく、いわゆる「もの」のデザインだけでなく、人間関係の有り様(ひとの関わり方のデザイン)もまた、よく考え抜かれているということを示した。このことから、フィンランドはwell designed(組み合わせがよい)社会システムを有している国、と表現した。

鳥居 史絵・山口 洋典 2009 道具の身体性から見た竹筬の復興に関する一考察:道具の復権を求めたアクションリサーチから 同志社政策科学研究(11)1, 77-96.

  • 第二筆者が指導教員であった、第一筆者の修士論文をもとに、政策・施策の段階的・断続的な展開だけでは、伝統産業の活性化に限界があることを示しつつ、生産のための道具への関心が、多様な主体が協働する端緒となることを明らかにした。特に、手織りによるはた織り機の部品の一つである筬(おさ)について取り上げ、中でも竹製の筬を織り手が用いることが手織り産業全般の活性化に寄与するのではないか、という問いにアクションリサーチの手法により接近されている。具体的には、手織り産業において竹筬は、織り手の身体を延長するものとして位置づけられるとの観点から、身体化された道具の復権こそが、産業の維持・発展、転じて復興を導くことを示した。

山口 洋典 2008 「研究フィールド×理論」が紡ぎだすもの : 「脱ボランティア日記」化のためのフィールドレポート 同志社政策科学研究(10)2, 205-207.

  • 筆者が携わっているフィールドワークの現状を報告し、論文執筆に向けて実践の抽象化のための視点を述べた研究活動の報告である。取り上げたフィールドは、寺院、NPO、行政、大学の4つである。それぞれに、グループ・ダイナミックスにおける記憶研究、アートマネジメントの観点における社会と芸術の関係、震災からの産業面からの復興、NPOを通じた大学による地域貢献という視点で、事例の抽象化を図った。そして、「料理」のアナロジーを用いることによって、フィールドワークの報告が、単なる「ボランティア日記」にとどまらないための視点を明らかにした。

山口 洋典 2008 ソーシャル・イノベーション・スキルセットに関する一考察:コミュニケーション力とコミュニティの維持・発展のリーダーシップ発揮の観点から 同志社政策科学研究(10)1, 75-92.

  • 執筆時点で初めての修士論文提出者を迎えた、ソーシャル・イノベーション研究コースの教育・研究の取り組みを振り返り、同コースに学ぶ社会起業家の卵に必要とされる要素について検討した研究ノートである。その際、筆者自身が研修プログラムに参加した、アメリカ合衆国国務省による「International Visitor Program Multi Regional Program "NGO Management"」の内容を整理し、「スキルセット」としてとりまとめた。


山口 洋典 2007 書評「杉万俊夫(編著) 2006 コミュニティのグループ・ダイナミックス 京都大学学術出版会」 同志社政策科学研究(9)2, 195-197

  • 2006年度、2007年度と、同志社大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション研究コース「臨床まちづくり学」のテキストとしても用いた書物の書評を執筆した。特に、研究論文等において、日常生活でも用いられることばが専門用語として用いられる場合の注意点を示し、フィールドワークを通じた実践的研究の成果の読み解き方について、内容を評じながら論じた。


山口 洋典 2007 ソーシャル・イノベーション研究におけるフィールドワークの視座:グループ・ダイナミックスの観点から 同志社政策科学研究(9)1, 1-21.

  • 研究者が実践をいかに記述するかに特に焦点を当て、フィールドワークが社会変革を導くための効果的な研究方法となることを明らかにした。実践事例として、京都府国際課による「インドネシア技術交流プロジェクト<てこらぼ>」を取り上げ、実践の中に見られるソーシャル・イノベーションについて、「意味創出」と「意思決定」の両面に見られる「ストーリー性」に着目して論じた

山口 洋典・増田 達志・関 嘉寛・渥美 公秀 2003 エコツアーにおける環境教育の効果 ボランティア学研究 (4), 53-81.

  • 勤務先(大学コンソーシアム京都)において2年間取り組んできた、中華人民共和国内蒙古自治区を対象地としたエコツアーの実践において、沙漠緑化活動に対して現代の若者たちがどのような関心で参加し、同時に社会人の動機や関心の相違はどのような点であるかを考察した。その際、近代の「アイデンティティ」に関する議論を援用した。


□一般論文(著者及び共著者名、年、題目、誌名、巻、初頁~終頁)

秋田 光彦・山口 洋典 2007 お寺の原点回帰:社会に参加する仏教の実践 観光文化(184) 6-9.

  • 應典院という寺院が掲げる三つの理念、「ひとが、集まる」、「いのち、弾ける」、「呼吸する、お寺」という言葉を手掛かりに、取り組みの本意、交流の様子、今後の展望について述べた。應典院がお寺が担ってきた地域の生活を支える機能を取り戻すために、自責(なぜ若者はオウムに走ったか)と自戒(お葬式をしない)の念から、仏教界に、また地域に対して挑戦と挑発を行っていることを示した。

山口 洋典 2006 地域発・地域着のネットワーク型まちづくりの実践 季刊まちづくり(11) 114-119.

  • 博士論文で執筆した「ネットワーク型まちづくり」を展開する上での方策について4点を指摘した。上町台地からまちを考える会を事例に、発会の前史に遡って活動を追うことで、地域内外との緊張関係のなかで、地域の魅力が醸成されることを述べた。

山口 洋典・秋田 光彦 2006 ソーシャル・イノベーションのためのコミュニケーションデザイン:映画「ザ・コーポレーション」に学ぶ市民社会の応答責任 NPOジャーナル (Vol.13) 52-53.

  • 2004年のカナダ映画「ザ・コーポレーション」が扱った、企業の社会的責任(CSR)の観点から、市民は何をなすべきなのかをR(response)という点に着目して論を展開した。また、地域社会において仏教の世界観が生活の質を高めていくことに貢献できるのではないかという示唆を述べた。

山口 洋典 2003 NPO分野の教育・人材育成講座事務局の役割に関する一考察 大阪大学大学院ボランティア人間科学紀要SYN(4)、379-390.

  • 勤務先(大学コンソーシアム京都)において、大学院博士前期課程時代より関わってきたNPO分野の教育・人材育成プログラム「NPOスクール」の総括を行った。具体的には、一般にNPO分野のインターンシップ・プログラムの事務局は何を、なぜ、どのように取り組むものであるのかをまとめた。


山口 洋典 2003 自らの経験を抽象化して呈示する6つの力を育てている 経済学教育(22) 経済学教育学会、14-19.

  • 4年前、大学院博士前期課程に在籍していた際、同学会で発表した内容を踏まえ、社会人院生としてどのように学生と学業に目を向けているのかを詳説した論考である。自らの実践を改めて総括しながら、高等教育の一環として経験を抽象化することの意味、意義についてまとめている。

山口 洋典 2002 新しい学びの場を創出する京都の挑戦 CEL (61) 大阪ガスエネルギー・文化研究所、32-36.

  • 「創造都市の時代へ」という特集とあわせて、ソフト開発の結果導かれたハード開発という流れに対してさらなるソフト開発が必要となることを、京都における実践をもとに解題した。京都が有する地域特性において、「ものづくり」と「ひとづくり」の環境が構築されていた点も指摘した。

山口 洋典 2002 モデル化とメタファーを通じた協働的実践の理論化:まちづくりと地域通貨に関する人間科学によるアプローチ 大阪大学大学院ボランティア人間科学紀要SYN (3)、192-200.

  • 自然科学から人間科学へと、諸現象に向き合う姿勢を変えたことで、これまで見つめてきたフィールドがどのような理論と符号し、概念にて説明が可能かを整理した。別稿にて示した「まちづくり」に対して「長縄跳び」をメタファーとしたことを手がかりに、「地域通貨」に「灯台」を援用した。


山口 洋典 2002 「大学のまち」京都の持つブランド力と可能性 龍大論集 (1) 龍谷大学社会学部学会、182-184.

  • 龍谷大学社会学部学会の設立記念の雑誌として、大学のまち・京都が持つ多様な価値についてまとめた。とりわけ、大学コンソーシアム京都の事業の紹介を紹介しながら、学生時代に筆者自身がどのような生活を送ってきたかに触れ、学生たちの積極的な学び(文化的実践)への参画を促すものとした。

山口 洋典 2002 大学のまち・京都での社会起業家育成プログラム:コミュニティ・ビジネス&サービスに注目する意味・意義 地域政策研究 (17)、16-25.

  • 「コミュニティ・ビジネス」に関する特集号において、地域全体(行政、実践家等)との協働的実践として取り組んでいった、大学コンソーシアム京都の「コミュニティ・ビジネス&サービス講座」の事例紹介を行った。なお、事例をとおして、他地域の実践に着手する際に検討すべき事項を整理した。

山口 洋典 2001 大学コンソーシアム京都におけるNPO教育の成果と課題 日本NPO学会NPO教育研究会報告書「NPO教育と人材育成」、67-78.

  • ティーチング・アシスタントとしてNPO分野のインターンシップ・プログラムの企画実施に関わった背景も含め、着実な実践に取り組む必要性と緊急性を示した。若年者の雇用問題が深刻化しつつある中、自分ならではの仕事と暮らしのあり方について触れた点は、学界にも貢献できている点である。


山口 洋典  2001 こだわりが導く地域の社会的・文化的な豊かさ 月刊社会運動 (253) 、21-29.

  • 地域通貨という、一見経済的な側面を中心にした実践が、地域の社会的・文化的な豊かさを導くに資するものであることを整理して述べた論文である。諸外国の実践事例にも触れながら、地域通貨が協働をひもとく道具になることについてまとめている。


山口 洋典 2001 地域通貨とコミュニティ支援 静岡大学生涯学習教育研究 (4)、97-102.

  • 静岡大学での講演録をもとに、加筆修正した報告論文である。地域通貨の実践が地域の暮らしや仕事をどのように再構築していくか、そしてそれらによって導かれる「働きたい、住みたい、学びたい、遊びたい」地域の理想像について、滋賀県草津市での実践事例をもとに述べている。


山口 洋典・桐山 洋一郎・藤岡 惇 1999 学生互助組織による参画型講座の展開 経済学教育 (18) 、125-130.

  • 戦後50年を迎えて取り組んだ平和学習プログラムの実践についてまとめた報告論文である。Student Assistant制度の確立をとおして、学生が学生を支える仕組みづくりと、行動的な学びに取り組んでいく仕掛けについて、国際的な平和学習のネットワークを構想し、まとめている。


□その他原稿

  • 橋爪 伸也・山口 洋典 2007 巻頭対談 應典院10周年、新たな取り組み:呼吸するお寺へ 大阪春秋(127) 2-10.
  • 山口 洋典 2007 アーツカウンシルの設立を願う 季刊上方芸能(164)  28.
  • 山口 洋典 2006 山口 洋典 2005 コミュニティ再生のための諸施策 広域地方政府化とコミュニティの再生に関する研究 NIRA研究報告書2005046 関西社会経済研究所・東北開発研究センター(斉藤 弥生・松井 哲之との共同執筆)(第1節 コミュニティ・ビジネスと地域経済・社会の活性化を執筆)
  • 山口 洋典 2005.2.4 まちづくりの長縄跳び理論 澪標 大阪日日新聞 11面
  • 山口 洋典 2004.12.21 私たちの大切なもの、とは… 澪標 大阪日日新聞 12面
  • 山口 洋典 2004.11.2 何かに「見立てる」メタファー思考 澪標 大阪日日新聞 9面
  • 山口 洋典 2004.9.17 まちにまつわる物語の「上書き保存」 澪標 大阪日日新聞 10面
  • 山口 洋典 2004.8.6 「ことば」とまち・ひと・もの・出来事 澪標 大阪日日新聞 17面
  • 山口 洋典 2003.8.30 積極的に「学び」と向き合う 私の思い 京都新聞 朝刊14面
  • 吐山継彦・岸田かおる・永井美佳・山口洋典 2003 中間支援と人材育成:これから必要なのは市民活動プロデューサー 市民発・大阪まちづくり:多様なセクターの協働をめざして 財団法人大阪都市協会、49-58.
  • 山口 洋典 2002 多様な集合性との出会い:学習支援のための学内体制と連携 日本障害者高等教育支援センター 第2回障害者高等教育支援【交流・研究・研修】会報告レポート、43-46.
  • 山口 洋典 2002 京都の大学における障害学生支援 第7回FDフォーラム報告書:大学の教育力と学生の学習意欲の向上 財団法人大学コンソーシアム京都、185-189.
  • 内山 博史・山口 洋典 2002 ITリテラシーづくりの「場」の必要性 高齢社会における情報技術の習得と社会参加の関わりについての調査研究 シニアのITリテラシー研究会、89-105.
  • Yamaguchi, H. 2001 Work and Life as Social Entrepreneur : How Young People in Japan Think about How They Commit Themselves to Work DAWN: Newsletter of the Dawn Center (Osaka Prefectural Womenユs Center) (6), 10-11.
  • 山口 洋典 2001 京都におけるインターンシッププログラムの概要と今後の課題 NPO情報(32) 特定非営利活動法人NPOサポートセンター、2-5.
  • 山口 洋典 2000 環境への配慮を促し社会的な公正を導く地域通貨 みどりのニュースレター(83) 、環境市民、2-3.


□学会発表(発表者名、年月、演題名、学会名、場所)

  • 竹端 寛・李 永淑・山口 洋典・高橋 真央(2010年3月7日) ラウンドテーブル:21世紀におけるVoluntary Actionと社会 第11回国際ボランティア学会大会 (第3発表者として「現場への疎外・現場からの疎外」と題し口演の後、第4発表者を終えて参加者で自由討議)
  • Yamaguchi, H., Yamaguchi, N, E. 2009.12.12 Collaborative remembering and spirituality rising through an art exhibition : featuring the posthumous photographs taken by a childhood cancer patient at the 3rd anniversary of his death. 8th Annual Meeting of Asian Association of Social Psychology, Delhi, India.(Oral)
  • 山口 洋典(2009年10月12日) アートプロジェクトを通じた減災の身体性に関する一考察:宗教性と暴力性の観点から 日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回大会合同大会 大阪大学(大阪府吹田市)(口演)
  • 西村 和代・山口 洋典(2009年10月11日) 私設公共空間による食育コミュニティの創造 :京都・さいりん館でのデシジョン・メーキング(1) 日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回大会合同大会 大阪大学(大阪府吹田市)(ポスター)
  • 山口 洋典(2009年3月8日) メディア・アクティヴィズムによる市民の主体性の喚起に関する一考察:イタリアの社会センターの実践を中心に 国際ボランティア学会第10回大会 お茶の水女子大学(東京都文京区)(口演)
  • 山口 洋典・山口(中上)悦子(2008年6月14日) アートを媒介とした協働的実践による死生観への接近 日本グループ・ダイナミックス学会第55回大会 広島大学(広島県東広島市)(口演)
  • 山口 洋典・朝田 亘(2007年11月24日) ソーシャルアートの展開可能性:築港ARCの実践から 第9回アートマネジメント学会全国大会 大蓮寺・應典院(大阪府大阪市)(日本アートマネジメント学会第9回全国大会報告予稿集32-33ページ)
  • 山口 洋典(2007年9月7日) 多死社会における協働の視点:道具としてのエンゼルメイクの実践から 第1回ISCARアジア大会 武蔵野工業大学(神奈川県武蔵野市)(口演)
  • Yamaguchi, H., Yamaguchi, N, E., Akita, M. & Hidaka, A. 2007.7.26 Group Dynamics of editing dying stories with a temple 7th Annual Meeting of Asian Association of Social Psychology, Kota Kinabalu, Malaysia.(ポスター)
  • 山口 洋典・山口 悦子(2007年6月17日) 看取りと見送りと供養のあり方に見る協働想起に関する一考察:多死社会における新たな地域文化の創造を求めて 日本グループ・ダイナミックス学会第54回大会 名古屋大学(愛知県名古屋市)(口演) (日本グループ・ダイナミックス学会第50回大会発表論文集112-113ページ)
  • 渥美 公秀・山口 悦子・諏訪 晃一・山口洋典(2007年3月17日) ボランティア・NPOの実践と質的研究 日本NPO学会第9回年次大会 大阪商業大学(大阪府東大阪市) (シンポジウム:企画者)
  • 山口 洋典(2007年2月24日) 協働を促進する意味創出に関する一考察:京都府・インドネシアジョクジャカルタ特別区との技術交流プロジェクトから 国際ボランティア学会第8回大会 関西セミナーハウス(京都府京都市) (ポスター)
  • 山口 洋典・山口 悦子・秋田 光彦・日高 明(2006年11月4日) 看取りのグループ・ダイナミックス:臨床の死生学構築への心理学的一考察 日本心理学会第70回大会 福岡国際会議場(ポスター)(日本心理学会第68回大会発表論文集174ページ)
  • Yamaguchi, H. 2006.5.28 The Practice of community based communication-design through Non Global Businesses development 53rd Annual Meeting of Japanese Group Dynamics Association, Musashino, Tokyo.(Oral) (日本グループ・ダイナミックス学会第53回大会発表論文集180-181ページ)
  • 山口 洋典・渥美 公秀(2006年2月19日) 沙漠緑化活動のアフォーダンス:中国内蒙古自治区白二爺砂丘の7年 国際ボランティア学会第7回大会 文教大学(埼玉県越谷市) (口演)
  • Yamaguchi, H. & Atsumi, T. 2005.4 Group Dynamics of Organizing Nonprofits for Community Development in Urban Areas 6th Annual Meeting of Asian Association of Social Psychology, Wellinton, New Zealand.(ポスター)
  • 山口 洋典・渥美 公秀(2005年3月) ネットワーク型まちづくりのグループ・ダイナミックス:メタファーとしての長縄跳びの着想に見る集合流 日本グループ・ダイナミックス学会第52回大会 神戸国際会議場(兵庫県神戸市)(口演) (日本グループ・ダイナミックス学会第52回大会発表論文集20-23ページ)
  • 山口 洋典・渥美 公秀(2005年2月) NGO・NPOスタッフの教育・人材育成とマネジメント研修に関する一考察 国際ボランティア学会第6回大会 大阪大学(大阪府吹田市) (ポスター)
  • 山口 洋典(2004年10月) コミュニティ・シンクタンクの展開におけるグループ・ダイナミックス 人間環境学会第73回研究会 ひがしまち街角広場(大阪府豊中市) (招待講演)
  • 山口 洋典・渥美 公秀(2004年9月) まちづくり活動におけるネットワーキングの一考察:困っていないことに困った状況からミッション再構築しあった団体間の相互作用 日本心理学会第68回大会 関西大学(ポスター) (日本心理学会第68回大会発表論文集232ページ)
  • Yamaguchi, H. & Atsumi, T. 2004.5 Miss-transmission of the mission : Networking for community development at Uemachi Daichi, Osaka 51st Annual Meeting of Japanese Group Dynamics Association, Nagoya, Aichi.(Oral) (日本グループ・ダイナミックス学会第51回大会発表論文集126-127ページ)
  • Yamaguchi, H. & Atsumi, T. 2003.7 What is the effect and limit of local currency ? 5th Annual Meeting of Asian Association of Social Psychology, Manila, Philippines.(Poster)
  • Yamaguchi, H. & Atsumi, T. 2003.3 The environmental education effect of Eco-tour participants by situated concern 50th Annual Meeting of Japanese Group Dynamics Association, Kyoto.(Oral) (日本グループ・ダイナミックス学会第50回大会発表論文集302-303ページ)
  • 山口 洋典・渥美 公秀・新野 豊(2003年3月) 専門性あるNPO分野の人材育成:講座形式によるNPO教育のジレンマから 日本NPO学会第5回年次大会  帝塚山大学(口演)
  • 藤沢敏明・平野幸夫・溝上慎一・山口洋典・角田 収・佐藤 進(2002年11月) こんな力を育てたい、育ててほしい:真に社会に役立つ経済教育とは-学生たちの力を引き出す実践に学ぶム 経済学教育学会第18回大会 京都大学(シンポジウム)
  • 山口 洋典(2002年9月) インターンシップ成功の秘訣:NPOで学びたい学生の状況的な関心を現場はどう受け入れるか? 日本NPO学会第4回軽井沢セミナー「NPOマネジメントと教育」 ホテル・サイプレス軽井沢(招待講演) 
  • 山口 洋典(2002年5月) 地域活動から学ぶ大学環境教育:コミュニティに根ざす意味・意義 ミニシンポジウム:大学における環境教育の現段階 日本環境教育学会第13回大会 宮城教育大学(招待講演)
  • 山岸秀雄・菅原敏夫・服部崇・山口洋典(2002年3月) NPOの雇用創出効果 日本NPO学会第4回年次大会 明治大学(パネルディスカッション)
  • 山口 洋典・新野 豊(2002年3月) 社会起業家育成による問題解決ネットワークの構築:コミュニティ・ビジネス&サービスに着目する意味・意義 日本NPO学会第4回年次大会 明治大学(口演)
  • 佐藤 洋作・脇本 靖子・佐伯 昌和・山口 洋典・杉本 貴志(2001年10月) 現代の若者と協同 日本協同組合学会第21回大会 池坊短期大学(シンポジウム)
  • 山口 洋典(2001年5月) 市民活動拠点施設における地域通貨発行による環境教育効果:地域内のつながりの実感による環境への配慮と意識の高揚 日本環境教育学会第12回大会 信州大学(口演)
  • 山口 洋典・山岸 秀雄・田村太郎・井出朱美・新野豊(2001年3月) 大学とNPO 日本NPO学会第3回年次大会 キャンパスプラザ京都(パネルディスカッション・モデレーター)
  • 山本 正雄・山口 洋典(2001年3月) 地域通貨とまちづくり:滋賀県草津市の地域通貨「おうみ」の実践 日本都市計画学会関西支部平成12年度第2回都市計画講演会 大阪市立大学文化交流センター(招待講演)
  • 池田 直樹・塩川 哲雄・柳楽 忍・山口 洋典・戸田 耿介・原田 智代(2000年12月) 社会的公正と自然環境の持続性に向けた環境教育の展開をめざして 日本環境教育学会関西支部第9回研究大会 京都精華大学(シンポジウム)
  • 山口 洋典(2000年9月) NPO連携大学院構想をめぐって:大学コンソーシアムの成果と課題 日本NPO学会第2回軽井沢セミナー「NPO教育と人材育成」 ホテル・サイプレス軽井沢(招待講演) 
  • 中村 陽一・妹尾 章子・山口 洋典(2000年6月) 根ざす:循環する知・回復する生 日本ボランティア学会2000年度年次大会 滋賀県立大学(シンポジウム)
  • 山口 洋典・笹谷 康之(2000年5月) 市民活動拠点施設における地域通貨発行による環境教育効果:地域内のつながりの実感による環境への配慮と意識の高揚 日本環境教育学会第11回大会 信州大学(口演)
  • 山口 洋典(2000年3月) 地域通貨を用いたコミュニティ活性化とボランティア活動の評価 日本NPO学会第2回年次大会 大阪大学(口演)
  • 山口 洋典・笹谷康之(1999年5月) コーオプ型のインターンシッププログラムの推進による大学環境教育の実践 日本環境教育学会第10回大会 東京学芸大学(口演)
  • 山口 洋典(1999年3月) NPOインターンシッププログラムと学生の学び観 日本NPO学会第1回年次大会 慶應大学(口演)
  • 山口 洋典・桐山 洋一郎・藤岡 惇(1998年11月) 人生の意味を探る旅:被爆地で世界の学生と平和創造の道を探った経験 経済学教育学会第14回大会 早稲田大学(パネルディスカッション)
  • 山口 洋典・笹谷康之(1998年5月) 市民活動による環境教育の環境づくり 日本環境教育学会第9回大会 大阪教育大学(口演)
  • 山口 洋典・古守 将也・笹谷 康之(1997年10月) 環境アクション支援のためのホームページ作成について 第25回土木学会環境システム研究論文発表会 中央大学(口演)
  • 山口 洋典(1997年10月) COP3に向けて学生は何を準備しているか? エントロピー学会関西セミナー 同志社大学(招待講演)
  • 山口 洋典・笹谷 康之(1997年5月) まちづくりにおける環境教育の環境  日本環境教育学会第8回大会 横浜国立大学(口演)

 

□研究助成金等(種類、課題名、分担、年度)


  • 科学研究費補助金 特定研究領域研究(計画研究) 課題番号: 18078003「居住文化育成の視点からみた持続可能な都市・地域デザイン-関西圏を中心として-」(代表者:高田光雄/京都大学大学院) 研究分担者、平成18-23年度(平成19年度より参加)
  • 科学研究費補助金 基盤研究(B)(海外調査) 課題番号:18402038「非営利民間放送の持続可能な制度と社会的認知 コミュニティ放送のモデルを探る」(代表者:松浦さと子/龍谷大学経済学部准教授 ) 研究分担者、平成18-21年度(平成19年度より参加)
  • 大阪ガス株式会社エネルギー・文化研究所:地域資源データベースを活用した地域コミュニケーションデザインに関する調査研究委託~「上町台地.cotocoto」の利活用を通じた地域ガバナンスを見据えて~、研究共同代表者(同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授として)、2006-2007

  • 大阪ガス株式会社エネルギー・文化研究所:都心集合住宅を活用した地域コミュニケーションデザインに関する調査研究委託~Community Social Responsibilityとしての地域コミュニケーションデザインとその可能性、委託研究事業担当者(財団法人大学コンソーシアム京都研究主幹として)、2005-2006
  • 大阪ガス株式会社エネルギー・文化研究所:上町台地界隈におけるコミュニティ・ビジネスの現状と可能性に関する調査研究委託~Non Global Business(NGB)としてのコミュニティ・ビジネスとその可能性、委託研究事業担当者(財団法人大学コンソーシアム京都研究主幹として)、2004-2005
  • 京都市産業観光局商工部商業振興課:京都市都心部における買い物を目的とした公共交通利用の実態、委託研究事業担当者、2005-2006
  • 京都市産業観光局商工部商業振興課:地域連携型商業振興モデルの構築に関する調査研究:文系産学連携による商業振興の可能性、委託研究事業担当者、2004-2005
  • 京都市産業観光局商工部商業振興課:京都市商業の未来上に関する調査研究、委託研究事業担当者、2003-2004
  • 宇治市「産学官連携システム調査・研究」(調査担当事務局)、2004-2005
  • 文部科学省大学共同利用機関メディア教育開発センター:メディア教材の開発支援に関わる一般公募、 WEBアクセシビリティの理論と実践、代表制作者、2003
  • 京都府企画環境部企画参事:調査研究業務委託(受託:財団法人大学コンソーシアム京都)、加茂町コミュニティビジネス展開調査、代表研究者(調査設計・分析及び調査員コーディネートならびにコミュニティ・ビジネス概論文献調査)、2001
  • 財団法人21世紀ひょうご創造協会:自主調査研究、高齢化社会における情報技術と社会参加、共同研究者(高齢者と情報技術の習得)、2001
  • 京都市総合企画局パートナーシップ推進室:調査研究業務委託(受託:特定非営利活動法人きょうとNPOセンター)、市民活動情報システム整備検討調査、共同研究者(インタビュー調査及び分析)、2001
  • 財団法人トヨタ財団:研究助成、NPOセクターにおける人材育成プログラムの開発研究、共同研究者(環境・まちづくり分野の団体間ネットワーク構築とプログラム開発)、1998


□新聞報道等


  • 朝日新聞 2008.3.30 自由な創作 育む風 関西芸術会議シンポ「今、関西のアートがおもしろい!?」 9面
  • 京都新聞 2007.8.24 今こそ地域力再生 相互補完の関係づくり必要 
  • 産経新聞 2009.11.24 住民の息遣いが聞こえる街を:「上町台地からまちを考える会」事務局長 山口 洋典さん(29) おおさかを創る 産経新聞 大阪市内版 27面(大総合) (薮崎 拓也)


□所属学会ならびに学会活動


    所属学会

    • 日本グループ・ダイナミックス学会(平成14年〜)
    • 国際ボランティア学会(平成14年~)
    • 日本心理学会(平成15年~)
    • 日本アートマネジメント学会(平成19年~)
    • 日本都市計画学会(平成12年~)
    • 日本NPO学会(平成10年~)
    • 日本環境教育学会(平成9年~)
    • 日本環境教育学会関西支部(平成9年~)


    学会活動

    • 平成12年4月 日本NPO学会 NPO研究・教育ネットワーク形成事業 NPO教育研究会 委員(~平成13年3月)
    • 平成12年5月 日本NPO学会 2000年度大会(第3回大会) 運営委員(~平成13年5月)
    • 平成14年5月 日本グループ・ダイナミックス学会 第50回大会 事務局員(~平成15年3月)
    • 平成14年6月 日本NPO学会 NPO教育・研究推進モデル事業 検討部会 メンバー(~現在に至る)
    • 平成16年4月 日本NPO学会 NPO辞典プロジェクト メンバー(~現在に至る)
    • 平成18年5月 日本NPO学会 2006年度大会(第9回大会)運営委員会(~平成 19年3月)
    • 平成18年10月 国際ボランティア学会 2006年度大会(第8回大会)大会委員長(~平成 19年2月)
    • 平成19年1月 日本アートマネジメント学会全国大会 2007年度大会(第9回大会)運営委員会事務局長(~平成19年12月)
    • 平成20年4月 国際ボランティア学会理事・「ボランティア学研究」編集委員長


    2005年1月1日、.Mac上に開設、7月7日、Bloggerに以降。
    2010年4月9日更新。

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