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2017年1月4日水曜日

ヤマハリゾート再訪

 齢、四十路を過ぎて、徐々に心身の変化を感じる今日この頃である。確実に代謝が落ちている。いよいよ以前のように飲食を重ねることができなくなってきた。子が加齢を実感するくらいだから、親はそれ以上の実感があろう。
 今日は実母の古希のお祝いで、葛城北の丸で会食した。昨日に続き、父、妻、そして弟夫婦とそのこどもたちが席を共にした。ゴルフ場の開業から2年後、北陸から古民家等を移築して1978年から営業しているのが葛城北の丸である。2002年のサッカーワールドカップの際にトルシエジャパンの合宿値になったことで良く知られている。
 時を経て、ヤマハリゾートも葛城ただ1つを残すのみとなった。大阪大学で渥美公秀先生のもとで学んでいた時に論文執筆に集中する「血祭り合宿」で訪れた「合歓の郷」も、家族でも友人たちとも何度も訪れた「つま恋」も、既にヤマハ系列から離れた。実家で見た2016年12月28日の静岡新聞朝刊によると「つま恋」の名前は今後も残るようだが、かつての雰囲気は徐々に薄れていくだろう。年を取るとはこういうことだ。
 そんな葛城北の丸には、父親以外、今日が初めての訪問だった。意外と言っては申し訳ないが、丁寧に運ばれてきた昼食には、いづれも舌鼓を打つものだった。雰囲気、接客、そして味と、何かと期待値が高い自覚があるが、高く満足できるものだった。必ずの再訪をと、駅まで送ってくれた弟の車内で決意した。

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