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2017年1月5日木曜日

丁抹と書いてデンマーク

 3日目の静岡シリーズである。日差しは明るく、何となく懐かしい感じがする。お昼は持ち帰りの寿司をいただいたが、箱寿司や押し寿司が混ざず、握りのみ、というのも肌感覚に合っている。このところ、3日連続して静岡で過ごすことは稀となったことの証拠に、「帰る」よりも「行く」という言葉の方に合点がいく気がすることがある。
 静岡からは京都に「帰る」のではなく、新幹線で東へと向かった。4月から過ごすデンマーク生活のために、必要な手続きのために、である。あいにく、富士山には雲がかかっており、雄大な姿全体を仰ぐことはできなかった。また次に期待をかけよう。
 新幹線を品川で降りると、向かった先は代官山のデンマーク大使館である。山手線の恵比寿駅から歩いて20分ほど、ヒルサイドテラスの隣にある。デンマーク大使館では、guest researcherとしての1年間の滞在査証・在留許可証の申請に伴う手続きのために訪れた。デンマークは電子政府化が進んでいるために、ほとんどの手続きがウェブサイトで完結するのだが、最後の生体認証のみ、施設に足を運ぶ必要があるのだ。
 窓口ではパスポート、ウェブ提出完了通知メール、必要経費支払い完了通知メール、その3点セットが求められた。確認の後、顔写真をメガネ有無の両方で撮影、両手の親指以外の指紋登録、そしてサインの登録となった。係の方も、奥におられた大使も穏和だった。渡丁が楽しみだ。

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