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2024年1月6日土曜日

まちに出て連休を実感する

「休みでも休めない」ことを、「銀行の3時以降のようなものです」と説明することがある。銀行では顧客対応の窓口は午後3時で閉まるものの、その後も銀行内では多くの仕事が続いている、ということを指している。大学では授業がなくても、授業のための準備や、授業を経て成績評定のための評価資料の整理などを行う必要がある。銀行では残業なく定時で帰宅できる方もおられるかもしれないが、大学でも手際よく準備して日々の整理ができていて休みの日は休む方もおられるだろう。

今日は来週と再来週の授業準備に多くの時間を割いた。というのも、現在、2024年度から4年間開講される放送大学の授業のための事前準備が立て込んでいるためだ。長く国際ボランティア学会の役員を務めてきたこともあって、2024年度開設科目「情報社会と国際ボランティア活動」において、15回授業のうち3回を担当させていただくことになったためである。放送大学ではラジオ放送での授業とテレビ放送での授業と2種類があるが、今回はテレビ放送の授業のため、準備の勝手が普段の授業とは全く異なり、いつも以上に手際よく進められていない状況にある。

あまり根を詰めすぎても、ということで、お昼は街中へとリフレッシュに出かけた。年末も放送大学の授業準備を行っていたこともあって、おなじみのお店にご挨拶に行けなかったため、年明け早々のランチに行ってみよう、と思い立ったのだ。しかし、3連休の土曜日なのに、か、3連休の土曜日だから、か、いずれかは判然としないものの、お店は開いていなかった。そのため、近くのお店で軽く済ませつつ、晩ごはん用のお惣菜などをいくつか購入して帰宅した。

そもそもまちが三連休で賑わっている、ということを、まち歩きのグループが旧明倫小学校を活用した「京都芸術センター」を訪れている風景で気づいた次第である。確かに街中へと向かう際、北野天満宮を通るバスが大混雑だったが、それは受験が近づいているから、と思い込んでいた。ともあれ、そうしてまちを楽しむ方がおられる中、この3連休はひたすらパソコンに向き合う見込みである。ただ、根を詰めたからといってよいものが出来上がるわけではなく、適度に休みを入れてみることにしよう。



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