「いちろうさんの牧場で イーアイ イーアイ オー…」というフレーズがふと口についた。ボクジョウではなく、まきばと読ませるこの歌は、「Old MacDonald Had a Farm」というアメリカ民謡だ。日本語版では「ゆかいな牧場」で、マクドナルド爺さんはいちろうさんに名が変えられた。加えて2番はじろうさん、順に繰り上がって最後はろくろうさんが登場する。
何でこのフレーズだったのか、それは「嫌々ヨー」な気分に浸ったためだ。10年あまり前、浄土宗に得度し、それまでよりは穏やかになったように思われるが、まだまだ至らないもようである。ちなみに、浄土宗では21世紀に入って「劈頭宣言」を発表しているが、「世界に共生を」願う前に「愚者の自覚」を促している点が常々意義深い。ともかく、自らに謙虚であることを忘れてはならない。
閑話休題、冒頭に示した嫌々な気分に浸ったきっかけは、実家からお菓子や食品などが届いたことだった。早速荷をあけると、先日の実母の古希の祝いの宴に感謝する付箋紙がついており、最初は和やかな気分になった。それが一転したのは、荷物の到着と送付のお礼の電話を母に入れたことだった。どうにも会話がかみあわなかったのだ。
年を取るほど我が強くなると聞いたことがある。それでも嫌々な会話はイライラを招いた。電話の後には台所から妻が、父からはメールで、それぞれやさしい言葉をかけてくれた。ゆかいな家族だ。
何でこのフレーズだったのか、それは「嫌々ヨー」な気分に浸ったためだ。10年あまり前、浄土宗に得度し、それまでよりは穏やかになったように思われるが、まだまだ至らないもようである。ちなみに、浄土宗では21世紀に入って「劈頭宣言」を発表しているが、「世界に共生を」願う前に「愚者の自覚」を促している点が常々意義深い。ともかく、自らに謙虚であることを忘れてはならない。
閑話休題、冒頭に示した嫌々な気分に浸ったきっかけは、実家からお菓子や食品などが届いたことだった。早速荷をあけると、先日の実母の古希の祝いの宴に感謝する付箋紙がついており、最初は和やかな気分になった。それが一転したのは、荷物の到着と送付のお礼の電話を母に入れたことだった。どうにも会話がかみあわなかったのだ。
年を取るほど我が強くなると聞いたことがある。それでも嫌々な会話はイライラを招いた。電話の後には台所から妻が、父からはメールで、それぞれやさしい言葉をかけてくれた。ゆかいな家族だ。