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2017年7月18日火曜日

今日もまた日本と

昨日に続いて、今日もまた日本とつないでのテレビ会議となった。昨日はLINEでの接続だったが、今日はFacebookでの接続となった。いずれも専用の機材ではなく、先方はスマートフォン、こちらはタブレットでの接続だった。何とも、手軽で便利な時代である。

昨日は翻訳に関する会議だったが、今日は復興に関する研究会だった。研究会とはいえ、議題が設定され、決定しなければならない事柄も含まれていた。資料は事前に共有されてはいなかったものの、会場での机上資料をスマートフォンと思われる機材で撮影して送ってくれる学生がいて助かった。会議とは文字通り会して議することが求められるので、事前に何がどこまで整理・調整できているのかを明らかにするためにも、議論の前提の共有が不可欠である。

会議にもまたマネジメントが必要であることを学生時代に学んだ。学部生から大学院生になりたての頃、NPOインターンシップのプロジェクトでご一緒した赤澤清孝さんに『ミーティングマネジメント』なる書物を紹介いただいたのが大きかった。その関連で川北秀人さんが代表を務めるIIHOE(人と組織と地球のための国際研究所)が当時発行していた「NPOマネジメント」の編集委員合宿にもお邪魔させていただいて、もろもろのマネジメントとは段取りであることも肌身で感じたことも、今なお血肉となっている。それを思うと、学生たちに「会議とは」や「マネジメントとは」について、伝え切れていないことがあまりにも多いことを反省している。

距離が離れたデンマークから日本の会議の場に触れたこともあってか、今日の晩はカレーとなった。先々週、オールボー大学に留学している日本人学生が我が家に遊びに来たときに譲ってもらった小分け袋式のルウを使って、であった。カレー好きの私は、これから数食、カレーとなることが嬉しいのだが、妻は必ずしもそうではないようである。料理も、また献立も、何より家族関係もまた、段取りが重要なマネジメントの一つのようだ。