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2017年9月19日火曜日

今一度日本で洗濯致し候

デンマーク・オールボーから、日本心理学会第81回大会での発表のため、福岡に降り立った。福岡空港の国際線利用は初めてである。もちろん、オールボーから福岡への直行便はなく、アムステルダム、ソウルと経由して到着した。そして9月19日はアムステルダムからソウルに飛ぶあいだで迎えている。

ソウルでの到着は15時過ぎで、入国はせず国際線乗り継ぎで福岡へと向かった。降り立ったのはインチョン空港で、ここもまた初めての利用であった。国際線乗り継ぎにあたっては、今一度荷物検査があった。電子機器の多い身としては、いかに手際よく準備をして、円滑に通過できるか、空港ごとの癖を見抜く癖がついていて、初めて利用する空港では、前を行く方々の所作を観察するのが常となっている。

インチョン空港では3時間の乗り継ぎの後、福岡へと向かった。約1時間半のフライトで到着するが、実はアムステルダム〜ソウルのあいだでは、お手洗いに苦しんだ。というのも、わりと通路側を指定することが多いものの、今回は窓側だったためである。キャビン最後部で2人席だから特に心配をしていなかったものの、わりとシートピッチが狭く、かつ、お隣の方が飛行中ほとんど席を立たない方で、それゆえ私もまた、11時間ほど一度も席を立たずに移動した。

その後、インチョンではゲートは定刻に開いたものの、搭乗完了が遅れたためか、滑走路での離陸待ちが長く、ほぼ1時間遅れで福岡に到着した。福岡では博多駅近くのキンコーズにて発表用のポスターを受け取り、宿へと向かった。何ともじめじめした気候に耐えかねて、早速、宿にあったコインランドリーで洗濯をした。機内での睡眠の確保など、旅慣れてはいるものの、最早、日本の夏に適応しきれなさそうな自分がいる。