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2017年9月28日木曜日

和のテイスト

昨日はリサーチミーティングの後、調べものを重ねたこともあって、朝から昨日に返信できなかったメールの対応を重ねた。メールがない頃にはファックスで対応していたような事柄も多い。ファックスがなかった時代には郵便での対応だったのだろう。そして、郵便よりも後に根づいた電話という手段も含め、今の時代には、今挙げた全ての手段がまだ残っているというのも、すごいことのように思う。

学びの師匠の渥美公秀先生は、朝の一番頭がすっきりしている時の時間の使い方が大事だと、常々仰っていた気がする。例えば、メールの返信というのは、インプットにもアウトプットにもならないことがある。ここでのインプットとアウトプットとは知的な活動のことを指している。実際、メールの返信では何らかの情報が入力され、出力されていくのだが、それは活動というよりも仕事、あるいは作業にすぎない、という捉え方もできる。

それでも、今日は9通のメールを返信する中で、生産的な仕事への準備作業にはなった気がしている。内容は立命館大学サービスラーニングセンターの執行体制、来年2月の研究会の枠組み、今取り組んでいる翻訳プロジェクトの次の動き、研究費の執行状況の確認、次の研究費の確保に向けた段取り調整、浜松市の創造都市戦略に対する意見交換、衆議院の総選挙と重なった時代祭への様子伺い、などである。それに加えて、来る11月23日に、同志社大学で催しがあり、その催しにメッセージを寄せて欲しいというメールも届いた。もちろん快諾し、文字数と締切を訊ねた。

なんだか日本とのやりとりがいつもよりも多く、広い気がして、昼食には先般調達した、気仙沼の斉吉商店さんの名物「金のさんま」をいただいた。その出汁の味は「ごはんがすすむ」筆頭である。その流れで、夕食はデンマークで広く流通しているサーモンと海老によるちらし寿司となった。加えて、夏に実家の母たちが訪れたときに持ってきてくれた高野豆腐と椎茸の煮物が添えられ、盛り上がる料理を用意してくれる妻がありがたく、一方で間もなくデンマーク滞在も半年になるのだなと、しみじみ思う。