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2021年2月4日木曜日

軽い気持ちで立ち寄るbar

ステイホームでのデスクワークでは、圧倒的にオンラインのみで完結する仕事が多い中、昔ながらの紙資料が用いられることもある。その一つが職場での研究倫理審査である。機密性が重視されるため、紙資料が届けられ、返送するというスタイルで行われている。会議前までに読み込み、会議時間内に承認の可否を判定する上では、現状では紙がベスト、という判断がなされている。

一方で、今日の午前中のミーティングは、事前に一切の資料が送付されずにZoomの画面共有のみで行われた。機密性が重視される点では紙資料を用いてもよいところであるが、個々の委員への権限が明確になっていることもあって、全体の会議では事実の確認のもとで賛否のみが問われるためであろう。実際、議事は滞りなく進行し、ほぼ当初の予定時間で終了した。JOCの臨時評議委員会で会議時間の長短が性別の違いに関連づけたことが話題となってしまったのは、実に残念なことである。

今日もまた、昨日に続いてClubhouseのルームを開けてみた。昨日は「Start a room」というボタンから、ただオープンにしただけだったが、今日は「NEW EVENT」としてイベント名称と共同ホストと時間を設定して実施してみた。まだフルオープンにはせず、参加者がフォローしているユーザーのみが参加できる「social」、言わば「友達の友達」までが参加できるセミオープンな井戸端としての設定である。手探りの中での探究では、頼れるのは旧友である。

そうしてルームを開いてみたところ、数年来お会いしていない方々と久々のおしゃべりをすることができた。最大時で4人でのおしゃべりとなったものの、私は3人を知っていて、後から入られた2人は最初に私としゃべっていた1人を知らない、という構図にあった。そんな4人が言葉を交わす中で出てきたのは、幼少時代に友達の家に遊びに行ったときの雰囲気、GREEやmixiなどのSNS黎明期のサービス利用時の印象、さらにはスナックでの見知らぬ人との会話、といった原体験であった。声だけのつながりだからこそ、これまでとは違うつながりと関わりができる、また一つ、Clubhouseの経験知が豊かになった。



(Nikon D40, Micro 40 mm, f/3, 1/30. ISO 400)