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2017年8月11日金曜日

温泉からの蕎麦経由でのフライト

昨晩は3日間のキャンプの疲れもそぞろに、小樽で海の幸などに舌鼓を打ち、5月にデンマークでお会いした方との再会の宴もあったので、朝に温泉を楽しませていただいた。2月にも泊まった太美温泉である。デンマークでは浴槽のない生活をしているためか、以前よりも長くお湯に浸かることができなくなった気がしている。その一方で疲れが溜まることもないのだが、休憩エリアに置かれていたコインでのマッサージ機では、思わず声が出てしまうくらい、愉悦のひとときを過ごした。

トレー一杯に小鉢やお皿が並んだ朝食をいただいて、部屋にて書類の整理を行っていると、程なく、昨日までお世話になった当別エコロジカルコミュニティーの山本さんによるお迎えの時間となった。石狩当別駅横の「ふれあい倉庫」に立ち寄っていただいたので、当別の地場もののお菓子を購入し、ご自宅にお邪魔した。そして、改めて3日間の取り組みを振り返った。すると1時間ほどで、新千歳空港までお送りいただく時間となった。


新千歳空港には栗山町を経由し、小林酒造によるお蕎麦屋さん「錦水庵」に立ち寄った。お昼前にもかかわらず既に入店を待つ方が多く、受付名簿に名前を記入した後には、お酒の試飲とあわせて記念館の見学をさせていただいて待つことにした。30分あまりで入店すると、お蕎麦は淡い「せいろ」と濃い「田舎」の2種類から選ぶことができたので、デンマークではありつけそうにない「田舎」を選ぶことにした。天ぷらとあわせていただくと、これまた何とも言えない愉悦のひとときを過ごすこととなった。

新千歳空港はお盆の入りを迎えることもあって、かなり混雑している様子だった。既に京都からお米などを空港宛に送っていたのでそれらを預かり所で受け取り、手早くチェックインをすると、空港内の郵便局へと急いだ。もろもろの出張や経費の処理のために必要なもの、また一部、手渡しができなかったお土産などを一気に発送したのである。そんな郵便局での事務作業の最中にカウンターから呼び出しがあり、何事かと急いで戻ると、「お買い物クーポン券を渡しそびれていた」とのことで、大汗を書きながら渋い表情を浮かべつつ丁重にお断りをし、大急ぎで搭乗ゲートへと向かい、アムステルダム経由でのオールボーへの旅路に就くため、まずは台北へと飛んだ。