今日は10時の待ち合わせで、日本からお越しになった皆さんにオールボーを案内した。お越しになったのは大分・博多・佐賀の皆さんで、別府にある立命館アジア太平洋大学の先生をご縁に訪ねて来られた。もっとも、その先生とも直接お会いしたのは私が行きつけの京都の北京料理のお店で1度だけ、である。その際、オールボー大学での学外研究をすることをお伝えし、その後にFacebookなどでやりとりが重ねられた結果、こうして現地で再会する運びとなった。
まずは噴水広場(toldbod plads)の辺りから、Nytrovにある雑貨店Søstrene Greneに、その後はイエンス・バング邸をバックに記念撮影、そして繁華街をそぞろ歩いて、市庁舎前からオールボー大学へと向かった。あいにく、休日ということもあり、私のアクセスカードで入ることができる場所のみの案内となった。それでも、鍵がかかっていない講義室を含め、PBLが中軸として据えられた大学での学びの環境について知っていただくことができた。ラーニングコモンズと言ってよい、ベンチソファーのボックス席にて1時間半程度、意見交換を重ねたことと、あいにくの雨に見舞われたことで、大学図書館には立ち寄らず、13時半ごろに市内へと向かうバスに乗った。
お越しになった皆さんは翌朝が早いということもあり、ランチは軽めに、そしてディナーを早めに、というお望みであった。そのため、ランチはオールボーで行きつけのハンバーガー屋さんに、そしてディナーはビュッフェスタイルで各々に好きなものを選ぶことができるお店とした。お泊まりはAir B&Bであること、また6人でお越しということもあって、翌朝の移動にはジャンボタクシーを手配しようとお考えだったため、私が既にダウンロードしていたタクシーアプリで予約をお助けしようと思いきや、4人以上の場合には2回以上に分けて頼むか、電話で予約を、との案内がなされていた。そのため、ハンバーガー屋さんのオーナーにお願いし、電話での予約を入れていただいた。
遅めのランチに舌鼓を打った後は、再びまち歩きとなった。GEORG JENSEN(銀細工で有名なブランドだがオールボーでは布製品のみ扱う)、Normal(ドラッグストア)、C. W. Obels Plads(広場)、Aalborg Kloster(現在は高齢者施設になっている元修道院)、Budolfi Kirke(大聖堂)、Hjelmerstald(アート系のアトリエが並ぶ小径)、Tiger(雑貨店)、そして中央図書館へと向かった。その後は、Salling(百貨店)などでの買い物組と、イエンス・バング邸の地下のレストランでの休憩組に分かれた。そして17時30分からの夕食の後、世界のどこかでの再会を誓って、散会となった。