現場での緑化活動を終えて向かった先は、観光用の草原です。そこではたっぷりとモンゴルの文化に浸ることができます。宿泊はゲル(モンゴル語で家の意味で、中国語では「包」と書いてパオと呼ばれます)、食事には羊(丸焼きは我々のグループが食したものではありません)や女及茶(ナイチャ:基本はミルクティーで、これに乳製品など炭水化物を入れてお粥のような食べ物にしていくものです)などが出ます。その他、モンゴル相撲を見たり、さらには馬に乗って草原を見に行き、そして夜にはモンゴルの民謡などを聴いて、ゲルの天井、そして外に出て星空を見上げ、草原からの日の出を見る、というのが典型的な観光の内容です。とはいえ、現地で雨が降り、いくつかの目玉が堪能できないことになってしまったのです…が、それはそれで、沙漠緑化の現地に蒔いた種が発芽する確立は確実に上がるので、よしとしましょう。
宿泊した希拉穆仁(シラムレン)草原のゲルですが、雨の影響かどんどん傾いて行っているように思え、ちょっぴり不安でした。
あまりやる気のないように見えたモンゴル相撲、観衆からも「加油(ジャーユ)」(文字通り「がんばれ」)と声が掛けられていました。
まるっきり観光モードですが、馬に乗って大草原に向かっていきました。
到着した大草原、馬が「いい感じ」でたたずんでいたのでパチリ、です。