2008年の北京オリンピックと2010年の上海万博を控えている中国、まちの様相が少しづつ代わってきているような気がしています。例えば万里の長城、ここでは前回は見覚えのない分別回収のゴミ箱を発見しました。また、昨日からのボランティアつながりであれば、夏休みを利用して子どもたちが「体験記者」として取材する光景を見受けました(写真ではオレンジのシャツの子どもたちで、同様に内蒙古博物館でも子どもたちがガイドを行っている様子を見ました)。以前から、中国は20年から30年ほど前の日本を垣間見ることができる、と言われることがありましたが、仮にそうした意見に重ねて、1964年の東京オリンピック、1970年の大阪万博に重ねてみると、時代の変化とともに、環境配慮型の取り組みも進められつつあり、一面的に大規模開発、国土改造万歳ではないことを見受けることができます。
資源ゴミの回収箱の印が循環しているのに対して、もう一方が土に還っているように思えるデザインにしているところに、ちょっとした工夫を感じました。
今日もまた夕食は羅先生のご招待で、名物の北京填鴨(ペキンダック)などをごちそうになり、そのささやかなお返しとして、モンゴル風で献杯をさせていただきました。