アイスランドの滞在も最終日である。今日は移動で一日が終わる。まずはレイキャヴィーク市内から空港へとバスで移動した。レイキャヴィーク市内は大型バスの乗り入れを規制しているのか、ホテル近くでのピックアップを予約しておくと、まずは小型のバンでバスターミナルまで向かい、そこで乗り換えという段取りである。
レイキャヴィーク最終日になって、初めて雨に降られた。逆に言えば天候に恵まれた滞在だった。デンマークで買って持ってきたレインコートが役に立ってうれしかった、と言うと変な感じだが、改めてアイスランドで調達する必要がなく、助かった。というのも、アイスランドの物価は相当高いためである。
アイスランドを発つ前、空港でブランチを取ったのだが、なかなかのお値段であった。概ね、日本の物価の3倍ほどである。デンマークは消費税が高いため、結果として支払額が高くなるものの、アイスランドでは物の値段がそもそも高い。観光客価格なのではないか、と疑いたくもなるが、 島国の小国ゆえのことなのだろう。
帰りの便はオスロで乗り継ぎ、さらにコペンハーゲンで乗り継ぐ、という経路だった。そのオスロの空港では乗り継ぎにも関わらず、もう一度荷物検査を受けなければならなかった。そこで、前を行っていた女性が検査場の一角に座り込み、泣きながら何かをアピールしていた。どうやら前の搭乗地で購入したヨーグルトか何かのゲル状の食品を次の搭乗時には機内に持っていけないと放棄を促されていたようで、彼女にとっては代え難い価値があるのだろうと、値段だけでは示しきれない物に対する価値を横目に、帰路に就いた。
レイキャヴィーク最終日になって、初めて雨に降られた。逆に言えば天候に恵まれた滞在だった。デンマークで買って持ってきたレインコートが役に立ってうれしかった、と言うと変な感じだが、改めてアイスランドで調達する必要がなく、助かった。というのも、アイスランドの物価は相当高いためである。
帰りの便はオスロで乗り継ぎ、さらにコペンハーゲンで乗り継ぐ、という経路だった。そのオスロの空港では乗り継ぎにも関わらず、もう一度荷物検査を受けなければならなかった。そこで、前を行っていた女性が検査場の一角に座り込み、泣きながら何かをアピールしていた。どうやら前の搭乗地で購入したヨーグルトか何かのゲル状の食品を次の搭乗時には機内に持っていけないと放棄を促されていたようで、彼女にとっては代え難い価値があるのだろうと、値段だけでは示しきれない物に対する価値を横目に、帰路に就いた。