和歌山にて「プレゼン力を高めよう」という講座の講師を務めました。NPOなどの実践家たちに向けて「プレゼンテーションとは何か」というプレゼンテーションをするというもので、僕の持ちネタの一つです。今日はちょっと工夫をしてみて、4つの作業(あっちむいてホイ、 Yes/Noインタビューゲーム、イッセー尾形さんDVD鑑賞、そして新聞記事から問題発見ワーク)を交えて、プレゼンテーションにおける相手と仲間の存在を意識する大切さを伝えるための組み立てを試みてみました。そんな講座の会場に連れて行っていただいたのは、なんと大学時代の震災ボランティア仲間のお二人で、主催者の方のはからいで、3人で昼食を共に食べながら、昔話に花を咲かせ、ちょっと高揚する中で講師を務めたのでした。
震災つながりの二人とそれぞれにプレゼント交換をしたのですが、僕からは小論などであったものの、お二人からは仕掛け人で取り組んでいる今年で2回目の「紀州よさこい祭」グッズをいただきました(どうもありがとう!)。
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2005年7月29日金曜日
against for terrorists
テロリスト対策で、京都市営地下鉄でもゴミ箱が撤去されていました。新幹線の駅では、近頃警備員が二人がかりで定期的にゴミ箱を確認し、同様に車内では車掌がゴミ箱を確認しながら、巡回をしています。テロリストの「terror」とは、「非常に恐ろしい」ということをあらわすわけですから、テロリストとは「非常に恐いことをする人」という意味です。ともあれ、京都市営地下鉄の駅で「対策」をする必要は確かにあると思うのですが、仮に東京などが取り組んでいることと同様にただ取り除いているとすれば、独自の対応策を考えていないのではないかという憶測が前に立ち、ある意味恐いような気がしてなりません。
official manager presentation
官から民への「パワーシフト」(これはもともとルヴィン・トフラーのことばです)の実践として取り組まれている「指定管理者制度」に触れる機会が増えています。今日は、本籍地で休みをいただいて、京都市市民活動総合センターの指定管理者制度の公開プレゼンテーションのプレゼンター(よく言われるプレゼンテーターという表現は間違いなく間違っています)を務めました。指定管理者制度とは、これまで公の施設はいわゆる行政(国や地方公共団体)が半分以上出資した公益法人等によって運営されるという「管理委託制度」(地方自治法第244条)に取って代わるものです。企業も含めて、広く民間の知恵を公共事業に活かしていくことを目的とされているため、好意的に取る人もいる反面、「私企業が税金を投入された施設を食い物にしようとしている」であるとか、「不採算部門として割り切って事業者として申請してくる団体に対して既存の経験を有する人材を擁した団体が翻弄されてしまう」などの意見も出されたりするものの、個人的には「何も考えないで漫然と事業が展開されてきていた施設があるとすれば、そういうところが大きく変わる契機」、つまりよりよいまちを作っていくきっかけであり、手段にすることもできる、と比較的好意的に捉えています(と言いつつも、2つの施設の指定管理者制度に関わっていますが、恐らく指定管理者を募集する側も、そして我々のような応募する側も準備が大変で、ほとほと準備に疲れた我々は、終了次第、イッセー尾形さんと根本要さんのジョイントライブで爆笑しに神戸に向かう予定を入れ、実際そうしてきました)。
2005年7月28日木曜日
lightened road
今日は筑波大学に日帰り出張であったのですが、「つくばエキスプレス」で便利になったのでは、というのは早合点で、そのそもまだ開通していない上、今回の出張は東京メトロ丸の内線茗荷谷駅最寄りの東京キャンパスだったのです。交通の便のよい地にて、国立大学法人化から一年を総括する研究会に一参加者として参加し、そして30代とはいえ、若さと京都を主張した質問をしてきました。懇親会を終えて外に出るとびっくり、なんと点字ブロックが光って、まるで帰り道を誘導してくれるようでありました。こういう取り組みがユニバーサルデザイン(誰もに配慮した設計)であると感じ、駅に向かいました。
2005年7月27日水曜日
surprise present
夕方、驚きの瞬間を迎えました。朝から外(今日もまた宇治市)に出て、戻ったその足で会議になだれこみ、ホッと席に戻ると、職場の仲間に「ちょいちょい」と呼ばれたのでした。すると…素敵な「なまけたろう」くん(アイピロー)と、絶品という噂のケララカレーセットを、誕生日プレゼントとして頂いたのでした。普段お世話になっている皆さんが有志で、そして知恵を絞りながら選んでくださったということに感動で、6人の「ハッピーバースデークラブ」の皆さんにお礼を申し上げつつ、逆にこの喜びを分かち合うべく、お誕生日を伺って、手帳に記しておきました。
早速、ラベンダーのかおりがやさしい「なまけたろう」くんを仕事中になまけてつかってみました。
早速、ラベンダーのかおりがやさしい「なまけたろう」くんを仕事中になまけてつかってみました。
2005年7月26日火曜日
insect-collecting
学校は夏休みに入りつつあるようです。そんななか、大阪のお寺で昆虫採集をしている幼稚園児たちを目にしました。もっとも、このお寺、幼稚園しておられますので、そこの園児のみなさんということになります。それでも、都心で久しぶりに見かけた、松任谷由実「守ってあげたい」や井上陽水「少年時代」の世界のように思えました。ちなみに今日はそのお寺の塔頭(たっちゅう)寺院の研修室をお借りしての講座の講師を務めさせていただきましたが、いったい僕の夏休みやいつなのかしら、と考えてしまったりして。
2005年7月25日月曜日
lunch box as dinner
忙しいときには、忙しいことが重なるものです。今日のお昼は3つの出来事が、一瞬ではありますが同時に重なるという日程でした。まずは午前中から昼食会を含んだ研究会、続いて、京都駅での昼食会、さらには職場での和歌に関する教養講座、以上 3つです。それぞれにご配慮をいただいて、なんとかこなした、というのが結果論です。それでも、研究会の席上で頂戴するはずのお弁当を残しておいていただいたので、夜に「サザエさんスペシャル」(何と、三谷幸喜さんが脚本を担当した4本のうちの1つ「妹思い、兄思い」が特別再放送!)を見ながら頂戴いたしました。
2005年7月24日日曜日
downtown festival
東京、神戸と続いてきた、京都の大学の合同入試イベント「学び」フォーラム、夏の陣は大阪で終了でした。この後は秋に京都で市内中心部と北部地域で2回行われます。地下鉄の「あびこ」駅が最寄りの、大阪府教育会館で開催させていただいたのですが、ちょうど駅前商店街が夏祭りで、少しだけ懐かしい雰囲気に浸りながら、駅に向かいました。打ち上げも早い時間から始まりましたが、帰宅は終電コースとなり、訪れるお店の数もいくつかを数え、結果として炭水化物とお酒を今日もまた多く摂取してしまうのでした。
2005年7月22日金曜日
limit on the birthday
三十路に突入です。そんなことよりも、誕生日で何らかの区切りを迎えることがいくつかあり、その対応のため、午前中は振替の代休を使って、いくつか事務処理をしておりました。特に、学生時代から続けてきたライフル射撃の所持許可が切れることによって、その手続きを確実に行わねばなりませんでした。社会人になれば学生時代とは異なり、限られた時間のなかで練習に行くことによって、飛躍的に点数が上がるとは伺っていたのですが、なかなかその時間を取ることもできず、「眠り銃」に近くなっていたこともあって、今回更新はしないことにした、というわけです。
pre party
誕生日一日前、久しぶりにカラオケに行きました。飲み会の後、同じ職場の皆さんと繰り出したこともあって、翌日が誕生日であるということは、多くの方に既にご存じいただいておりました。結果として日付が変わるまで、飲み続け、歌い続けることに。普通に翌日に仕事があるのですが、それ以上に多忙な人々の、針の穴をつつくような都合をつけて開催された宴は、久々に無茶をしてもいいかな、と思える、そんな時間と空間でありました。
2005年7月20日水曜日
nobel scientist
ノーベル賞を受章された、田中耕一さんにお会いしました。宇治市のお仕事で、近鉄電車にて大久保という駅に向かっていた朝の出来事でした。電車の中がなんだかざわついて、「ほら、ノーベル賞の、おじいさんと一緒にとった、ほら、あれ、何て言うひとやったっけ…」などという会話がチラリホラリと出てきて気づいた次第です。ちなみに、そうした声などには特に耳を傾けず、ちょっと年輩の、しかし同僚と思われる方に、学術論文か、あるいは何かの設計概要についての丁寧な解説をなさっておらっしゃり、さすがに正面から写真を撮ることははばかれました。
2005年7月19日火曜日
simple meal
できるだけ朝食を取るようにしています。今日の朝は、先般いただいた「韃靼そばふりかけ」のごはんです。そばアレルギーの方が食べると大変ではありますが、ルチンという成分が入っていて、身体にいいとか。とりあえずそれをかき込んで自転車で職場へ向かうという朝のドタバタ、果たしてこれが健康的なのか、自転車をこぎながら考えてしまうのでした。
home theater
映画上映会から一夜明けて、自宅でもちょっと大画面で映像を堪能してみました。もともと、小学校時代から「FMレコパル」なる雑誌を購読し、音響機器には興味を持ってきたことも重なって、機材にはこだわります。ただ、詰めが甘いところもあって、今回は「銀幕」ではなく「土壁」に上映した次第です。それでも、夜になればくっきりとした大画面映像が自宅で堪能できるということ、また普通のテレビとは違って「ながら」で見ることなく、じっくり鑑賞するときを過ごすということからも、少し贅沢な感じがしました。
2005年7月18日月曜日
Nail art
大阪で関わっているNPO「上町台地からまちを考える会」の事務所がある、「結(ゆい)」という建物の、開設一周年記念のイベントが行われました。1日だけの夏祭りをイメージに繰り広げられたイベントでは、「結」に入居する各イベントの特別割引クーポンの指定店となって、多様なサービスを提供しました。そんななか、上町台地からまちを考える会では、直木三十五記念館のチケットと、上町台地からまちを考える会の代表理事を務めている秋田光彦さんが製作に携わった「狂い咲きサンダーロード」と「爆裂都市〜Burst City」の映画上映会(秋田さんトークショーつき)を行いました。いやはや、1980年代に20代だった方がこうした映画を作ったことがいかに画期的であったか、ということを実感するとともに、路上に繰り出して行った夜のバーベキューもまた、普段少し忘れていたゆったりした雰囲気に浸った、そんな夏の一日でした。
2005年7月16日土曜日
Manabi(lerning) Forum
先週は東京で行った、京都の大学が合同で行う「学び」フォーラムを神戸で開催しました。兵庫県内でこのイベントをするのは今年が初めてで、高等学校の校舎をご提供いただいて実施させていただくのも初めてでした。最近はあまり高等学校の教室に入るという経験もなく、ポカリスエットのCM、あるいは…と変な連想ばかりが我々スタッフのなかではよぎってしまうなど、オッサンっぽい感覚に駆られてしまいました。そんな、なんだか甘酸っぱい雰囲気のなかで、少しだけ昔を思い出しつつ、会場運営にあたった一日でした。
Gion Festival
京都の風物詩、祇園祭の中をとおっての帰宅でした。ちょうど、住処は祇園祭とは関係のない西陣、職場は京都が京(みやこ)であったときには京都でなかった京都駅付近ということで、長年祇園祭とはあまりなじみのない生活を送ってきたのですが、今年はたまたま夜の風景を堪能することができました。赤色灯を持っている警察官の方も、僕がデジタルカメラを構えるとスッと横に移動していただき、観光客など観衆への配慮もなされながら、ある意味観光化したお祭りになっているのだという実感を抱きました。とはいえ、こんな日に鉾町(ほこまち・ほこちょう:提灯が飾られた山車を持っている町内のこと)の近くで研究会をやるというのも、京都の町中のひとから見るとなかなかすごいことなのだろうな、と感じた一日でした。
2005年7月14日木曜日
nest
この数年、毎年見かける風物詩を、今年も見ることができました。西陣の町家に居を構えていますが、その坪庭にある木に、この時期なると、鳩が巣を作り始めるのです。どこからか木の枝を運んできて、少しづつ巣がつくられていきます。きっと観察日記をつければおもしろいだろうな、と感じながら、庭を望むことができるお風呂から、ほほえましく目線を向けるのでした。
renewal clearance
今日もまた大阪、と大阪通いが習慣化しています。夜の会議のあと、おなかいっぱいしゃぶしゃぶ食べ放題を堪能した後に見かけたのが、天満橋の京阪モールの不思議な売り出しです。昔、京阪天満橋駅には、松坂屋百貨店がありましたが、これが今はちょっと若い人向けの京阪モールというものに変わり、ちょうど先頃完成しました。そういう状況のなか、これはとある大学の先生がつぶやいたことですが、「なんでオープニングなのに、いきなりクリアランスセールなのだ」、といういうことでして、なんともなるほどと納得した次第です。
2005年7月12日火曜日
food extravagance town
食いだおれのまち、と言われる大阪ですが、随所にそんなことを感じる機会があります。普段京都にいると、まず値段が安く、量が多いように思えます。今日もふと見かけた力強い字で書かれた「特製スタミナうどん・そば(ライス付)」は、大きなうどん鉢にエビ天、卵、お揚げ、そして刻み肉、さらにご飯とお新香で、恐らく1300キロカロリーほどあって、お値段は500円(と訂正)でした。きっと京都であれば700円程度はするだろうな、と横目に見ながら、今日のお昼は別の喫茶店でドリアセットをごちそうになりました。
map project
この夏、大阪で関わっている「上町台地からまちを考える会」と、その事務所がある「結」のテナント会との協働で、周辺地域の地図をつくることになっています。周辺地域の方々に結という複合商業施設を知っていただき、また逆に結の構成員が周辺地域に関心を抱いていくための仕掛けです。大阪大学の学生が中心になって、この仕掛けづくりが展開されています。そうして、この仕掛けづくりが、卒業論文としてまとまっていくという仕組みを演出するのが私の役割だったりします。
2005年7月10日日曜日
cancelled
自然の力によって、とんだ日程変更をせざるを得なくなりました。徳島から急ぎ足で京都に戻り、そのまま東京に入って、京都の大学合同の入試フェアのお手伝い、という旅程(21時11分京都発)を組んでいたのですが、静岡県東部の大雨で、前日に東京入りするのが困難になったためです。ロンドンでの連続テロに関するニュースが駆けめぐっていますが、朝一番の新幹線で移動して、無効印など判子だらけの切符をふと見つめ直すと、品川駅の天井や壁面にはテロ対策の監視カメラが縦横無尽に設置されていることに気づきました。先般のJR西日本の事故や、無差別テロなどで、列車運行に慎重になっているかも知れませんが、もう少しなんとかなってもいいのではないか、と、強引に前日入りした仲間たちからJR等の対応の話(例えば、20時半頃京都を出た方は、結局池袋に朝3時に到着したとのこと)を聞いていて感じた次第です。
2005年7月9日土曜日
duck agricuture
引き続き、上勝町に滞在し、上勝の魅力に浸る一日。民宿ということばがぴったりな旅館を後にして、最初に役場の方に案内をいただいたのが合鴨農法を実践しているお宅です。丁寧な説明と、コーヒー、そして合鴨の卵を頂戴し、まちの暮らしのなかでは浸ることができない雰囲気のなかで、今一度循環型生活とは何かを見つめ直すことができました。その後は地の食べ物を食べ、そして新潟県で3年に一度開催されている「越後妻有アートトリエンナーレ」という芸術祭に関する勉強会に参加させていただき、充実感を携えて、急ぎ足で京都に戻りました。
secluded sight
農山村、中山間地域の活性化で名高い、徳島県の上勝町に出張です。2005年3月に、私も参加した都市農村交流の取り組み関して、一段落したところでどのような成果があったかと認識しているかをお伺いし、次の一手の相談をすることが目的でした。京都駅に向かう朝には二条城のあたりで、今年初めての蝉の鳴き声を聴いたのですが、京都から、早ければ3時間くらいで、うぐいすが鳴く環境に身を置くことができます。ちなみに写真の右奥に映っている白いプレハブ小屋は、上勝町での有名な取り組みの一つ「ゼロ・ウェイスト宣言(2020年までに焼却・埋め立てに頼らないごみゼロをめざすということ)」の拠点の一つ、ゴミステーションです。
2005年7月8日金曜日
Star Vega
七夕の逸話として有名なのが、織姫と彦星が一年に一回逢うというものです。そんな七夕の日、「わたしをもらってにゃん」という張り紙を発見しました。もともとは「ぼくをもらってにゃん」と、雄猫について掲示していたのですが、今度は雌になったようです。大阪で見かけたのですが、その後にある「でも他の子がいたらいやだよ、一人がいいな」と、「標準語」(とされる東京方言)で、率直に書かれていたところに、なんだか大阪っぽさを感じたのは思い過ごしでしょうか?
2005年7月7日木曜日
bon festival
精霊馬(しょうろうま)を久しぶりに見ました。精霊馬とは、お盆のときに祖先の霊を迎えに行く馬あるいは牛に見立てて、胡瓜や茄子でつくるお飾りです。我が家では茄子でつくり、その足は割り箸で代用されているのですが、昔は麻幹(おがら)という、あさの皮をはぎとった茎でつくられることが多かったようです。大抵お盆というと8月ですが、実家の周辺では、約1ヶ月早いこの時期に行われますので、お仏壇を拝んで参りました。
2005年7月5日火曜日
eel and prawn
実家のある静岡に帰省。静岡のなかでも浜松の近くですので、やはり名物、鰻を食べて夏を乗り切る準備をしました。あまた鰻屋さんがあるなかで、なかなか知られていないのが「エビサラダ」の存在です。なかなか、玄妙な味で、ぜひ鰻とともに、多くの方に召し上がっていただきたい一品であり逸品だと思っています。
2005年7月4日月曜日
poster
近鉄大久保駅で、ちょっと不思議なポスターを見かけました。白地に「いくぞ」と書いてあるものが2枚連続で貼ってあったわけです。何のことやら、と近づいてみると、ある大学のオープンキャンパスの案内でした。その横をふと見てみると、「いちばん輝ける存在でありたい」という宣伝文句ととも大学名とURLが書いてあるポスターでして、少子高齢化のなか「大学、冬の時代」をそれぞれの大学がどう生きていくのかに向き合いつつあるのだ、ということを考えさせられたのでした。
closure notice
「二日、三日、休業します」という表示に出会いました。いつも律儀に営業している時計屋さんだったので、「ン…?」と思うと、土日で休みます、つまり7月2日(土)と7月3日(日)を連休します、という意味でした。なんだ、2日から3日くらい休むのではないのだ、と、改めて読み返してみると、その裏の飲み屋さんで、これまたなかなか見ることのできないご案内に遭遇しました。それは「勝手ながら、八月末(位)まで休ませて頂きます」というもので、あまりに達筆な案内のなか、奥ゆかしく括弧書きで「位」と入っていることに、ほほえましく感じたのでした。
2005年7月2日土曜日
"tanabata" wish
最近、大学のレストランが地域住民のみなさんとの接点となり、大学の地域貢献に関する新たな展開になっていることが注目されています。そんな動きの一つとして取り上げられることもある、同志社大学の「寒梅館」1階のカフェテリア食堂にて、ちょっと小粋な七夕飾りを発見しました。何が小粋かというと、「地球の温度がもう少し下がりますように」という短冊があったことです。「なんと、大学っぽい」と感動しつつ、実はこの笹がお店の一角にある観葉植物に、半ば強引に刺されていることに後で気づき、まあそれも「なんと、学生っぽい」小粋な演出だ、と感心した次第です。
special curry
京都大学の近くにあるお店の「特製カレー」というカレーが好きです。何が特製かというと、軽く炒めたピラフ風のご飯と、懐かしい感じの素朴なルーがセットになっているというところです。明らかにご飯の量と合っていないルーの量と闘いながら食べ終わると、達成感に浸ることができます。炭水化物を取りすぎては、と悩むところではありますが、それでも学生時代からちょこちょこと通っているこのお店、いつかこの量が食べられなくなったとき、きっと自らの老いを実感するのだろうな、700円を支払いつつ、満腹感のなか店を後にするのでした。
2005年7月1日金曜日
mutilation
職場が京都駅に隣接するゆえ、外に出たときには京都駅で降りて、伊勢丹の横を通って職場に戻ることが多いです。そんななか、マネキンが壮絶なことに…。確かに、分解されるものではあるのですが、人の形をしているゆえに、なんだかな、と感じてしまいます。ちなみに日本においてはマネキンも京都が発祥ということで、新しもの好きの風土があることをこうしたところからも確認できるのでした。