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2021年2月14日日曜日

乾電池型で動作する機材の安心感

COVID-19によるオンラインでの仕事が日常となり、機材のアップデートを進めている。2020年4月、まずはパソコン本体を更新した。動画でのコミュニケーションや、動画による教材作成と提供が頻繁になる中で、音というよりは声がきちんと届くことが大切だと捉えて新たなマイクも導入した。ほぼ同時期に骨伝導のヘッドセットも導入して、長時間にわたるZoomでの会議でもストレスなく参加できる環境を整えた。

Zoomなどで接続した際、参加者から「聞こえますか?」と確認が寄せられることがあるが、なかなかこの問いに対する答えは難しい。音声信号は確かに届いているとしても、快適に聞こえているかという基準では、到底、その水準に及んでいない場合もある。何より、その瞬間は聞こえていても、送信側や受信側の状態が変化することにより、聞こえなくなる場合もあるだろう。とりわけZoomの場合は、ミュート解除ができているかどうか、そして解除されていればマイクのアイコン内が音声入力のレベルメーターとして緑色のバーが動いているかの挙動を確認するか、そもそも「オーディオ設定」において音声入力の設定を目視いただく方が妥当である。

そうした中、今後ハイブリッド授業(とりわけ、参加者の選択によって参加する環境が分散するハイフレックス型)が本格化していくと、オンラインのみ環境ではあまり必要としなかったものが必要になると、と思うようになってきた。その一つがポインターである。教室に一堂に会していればメインのスクリーンにレーザーを照射すればよかったのだが、空間を越えて複数のモニターに投影されている状況においては、配信する画面の素材に直接ポインターが反映されている必要がある。そこで「Logicool Spotlight Wireless Presentation Remote」を導入してみた。

ポインターに限らず、これまでは乾電池型の電池で動く端末を好んで選択してきたが、今回は機能優先で選定した。古くはKensington、その後はコクヨ、近頃はPhilipsのポインターを使ってきており、いずれも乾電池で動作(実際はeneloopなどの充電池を使用)してきたので「電池が切れたらどうしよう」という不安を抱かずに済んできた。ちなみにカメラも単3型の電池で動くもの(例えば、ニコンのCoolpix P50やPentaxのOptio 43WRなど)を使ってきたものの、今はすっかり専用バッテリーを使うものばかり用いている。ちなみにこちらの新機材、1分間の充電で3時間、60分のフル充電で最大3ヶ月使用可能とのことで、締切前日に立命館大学の採点が一段落した今、いざ試用と使用への扉が開かれた状態にある。



 

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