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2005年1月10日月曜日

aging car

車齢20歳の、外れたワイヤー。現在の我が愛車は1984年製のジムニー(SJ30)でして、環境問題に持っている人には似つかわしいようでそぐわしくない、ちょっとした公害車です。橙色の車体に、木のハンドル(後付)が似合っているのですが、こうした木のハンドルも、エアバッグが標準装備されている今、あまり見られなくなってきました。折しも今日は成人式ですが、たいせつにすればまだまだ現役の20歳の車の、キャブレターから外れたチョークレバーのワイヤーを引っ張りながらパチリ。
20050110.gif


木製のハンドルに関するエピソードとして紹介しておきたいのは、トヨタ2000GTのハンドル(ステアリングホイールと言うべきかもしれません)が、一枚板から曲げて曲げて、創り込んだということ。この年始の実家への帰省で、父から伺いました。部品調達というところから開発に関わっていた当時の話は、ちょっとしたプロジェクトXのように、興味深かったです。ちなみに、今回外れたチョークレバーとは、寒いときに、エンジンのかかりを良くするために、ガソリンの気化量に対する空気の量を調整するもの。最近の電気制御なので、こうした構造を知らない人も多いかも知れません。

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