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2016年10月6日木曜日

今の若者でも

 「この人、散髪のとき、どんな風に言って切ってもらっているのっか」と考えてしまうときがある。もしかしたら私もその一人なのかもしれない。「いつもの」で通じる方とのつきあいを大切にしたいと思って、恐らく大学1回生のときから、同じ方にカットをお願いしている。振り返れば大学入学で実家を離れるまで、散髪は父親と同じ店に、ずっと通っていた。

 今日は朝から特別な予定がなく、出張明けに求められるいくつかの作業を重ねた。事務仕事もあるが、玄米の精米などにも出かけた。少しだけ贅沢な昼食を妻といただくことにもした。そして夕方を前に散髪に出て、京都駅で来週の熊本行の打合せとなった。

 夜はキャンパスプラザ京都にて、立命館災害復興支援室による夏の旅費支援の報告会だった。2014年度から実施している制度だが、支援対象者が一同に会する場づくりは初めてだった。大船渡、南三陸、女川、石巻、山元、郡山、楢葉、いわき、熊本で活動してきた面々、35人が集った。場の進行は今年度途中に起用したアシスタントスタッフが担った。前半は私が聞き手となって代表者のインタビュー、続いて5つのテーマでグループトーク、そして協定先の福島の物産を中心に交流会という流れとなった。

 報告会には来週お世話になる名門大洋フェリーさんにも参加いただいた。盛んに「今の学生は」との感嘆が重ねられた。通常は否定的に語られる言い回しである。が、倫理観の高い若者も多いのだ。

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