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2016年10月7日金曜日

重い一日の終わりの晩餐

 昨晩は久しぶりに日付が変わる前まで懇親を重ねた。立命館災害復興支援室による旅費支援報告会の後、会場が以前の職場ゆえ、10年ぶりに近くのおでん屋さんにお邪魔した。口数少なくも愛想のいい大将から、愛嬌ある女将さんという印象をもたらしそうな方に変わっていた。カウンターだけの小さなお店だが、エイヒレを肴に酒を飲むといった嗜みは、このお店に連れてきていただいて覚えた。

 一夜明け、今日は災害復興支援室の定例会議だった。はからずも、今日は司会の役を仰せつかった。しかも今日は、建山室長と塩崎副室長も出席の上、この4月に公務研究科に着任した久保田崇先生が新たに参加、という日だった。会議は1時間、学園内の多くの部署をまたぐ会議ということもあり、普段よりも仕切りの緊張度が上がった。

 東日本大震災を契機に設立された立命館災害復興支援室は、当初の目途である5年が経過する中、この5月25日の常任理事会によって2021年3月までの継続が決まった。あわせて、平成28年熊本地震も支援の対象とされた。災害が相次ぐ中で、発災から時間が経過する東北、特に沿岸部にどう関わり続けるか。その道のりは、平坦ではない。

 今日の会議では「専門とする先生方のネットワークが重要だ」との指摘がなされた。正論である。一方で、その専門とは何で、どのような種類ネットワークを指しているのか。夜は近所のレストランでの夕食に舌鼓、ささやかな晩餐の中、重い一日を終えた。

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