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2014年1月1日水曜日

対面での挨拶と画面での再会と

謹賀新年。2014年、平成26年が始まった。昨年は「毎日ブログを更新」という目標を定めたものの、まとめ書きをするなど、自分への課題は達成できなかった。今年の目標は不言実行、という、都合のよい課題を掲げつつ、少なくとも自分で納得のいく1年としたい。

そんな一年の始まりは、一年の終わりからの流れで迎えた。「呼吸するお寺」という銘打つ應典院にて、組織のディレクターで事業のプロデューサーの立場である「主幹」の立場をいただいている私も、実は僧籍登録は本寺の大蓮寺でなされている。そうしたこともあって、この数年、年末は大蓮寺での除夜の鐘の手伝いをさせていただいてきた。そして2013年から2014年も、54回目の梵鐘の音と共に迎えたのである。

新年を迎えるとともに、大蓮寺では「修正会(しゅしょうえ)」という法要と、秋田光彦住職による法話が行われる。昨年よりもあたたかったためか、満場の本堂での会となった。ちなみに住職の法話は「仏さまに見られているということ」についてであった。ちなみに、大蓮寺によって設置されてきたパドマ幼稚園のこどもたちから地域の方々を含む檀家さんらが参加するため、幅広い層に響く物語と語り口をと、住職は工夫を重ねているとのことである。

そうして年末年始をまたいで人をお迎えする場に携わるため、電話やメールや年賀状よりも速く、その場で年頭のあいさつをさせていただく方が決まっておられる。変わらぬご縁に感謝したい。そうしてご挨拶をさせていただいて、深夜よりも早朝という時間に帰宅、少し休んだ後に、朝7時から毎日放送で放映された番組「角淳一のおとなの駄菓子屋 新春渡辺謙スペシャル2014」の録画を見た。昨年、気仙沼で出会った人々や風景と、画面を通じて再会させていただくことで、改めて今年もまた、距離を越えて現地に関わっていこう、と決意を固めた元旦である。

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