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2014年1月14日火曜日

ペースメイクとムードメイクで慌ただしい一日

昨日が成人式だったこともあり、大学ではその余韻が残った学生を見かけた気がする。それもそのはずで、今年は2回生しか受講できない講義を担当しているためだ。そんな火曜日の講義も、今日が今期最終となる。ハッピーマンデーにより、月曜日の講義はまだ続く。ともかく、年が明けると年度の区切りを徐々に迎えていくことになる。

講義に先立って、今日も朝から打合せと会議が続いた。ささやかなこだわりなのだが、打合せは人の「meet」(落ち合い)が、会議は案の「confer」(持ち寄り)が大事なので、それぞれ立ち居振るまいを変えているつもりである。なので、恐らく会議での私の立ち居振る舞いに否定的な方もいるだろう。理念に囚われているという批判は甘受するものの、穏便に済ますことが会議の大義ではないだろうから、会議に出席し参加する上での作法として感受いただきたいものだ。

ともあれ、立命館大学の「ボランティアセンターの設立から10年」を迎えたサービスラーニングセンターの次年度の事業計画についての打合せと、東日本大震災から3年を迎えての災害復興支援関係の定常事業のあり方についての会議を経て、4限「現代社会のフィールドワーク」という講義を迎えた。15回の講義を着実にしなければならないと「当局」からの指導がある昨今である。クリスマスイブに行われた13回目には約1ヶ月をかけて行ってきたグループによるプレゼンテーションが行われ、松の内に行われた14日目にはプレゼンテーションの振り返りを行った。そして今回、最終回には、先週の終わりに投票してもらった「全員でフィールドワークをしたい場所」に行くことにした。投票の結果、僅差で金閣寺となったため、「訊かないとわからないことをきちんと問いかける」ことを通じて「ネットで検索しても出てこないことをチームで探ること」を課題としたフィールドワークとした。

講義と講義のあいだには、2月に東北に行く学生たちの事前学習のための打合せを行って、「ソーシャル・コラボレーション演習」という科目の最終回を迎えた。この講義は既に時間割の時間外で各種の取り組みが進んでいることもあって、私の現場(の一つ)、應典院でのフィールドワークを行うこととした。ちょうど、晩にはむつさとしさんによる「直観讀みブックマーカー」があったので、そちらに参加を促したところ、粛々と場になじみ、そしていつの間にか場をつくっていっていた。終わった後はネパール料理に流れたのだが、学生たちの飲食のペースと合わず、何となく年を感じてしまう、そんな一日であった。



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