今日は大きく3つの出来事があった。まずは日本での研究会にFacebookメッセンジャーのビデオチャットにて少しだけ参加した。続いて、オールボー大学のDefense、つまり博士論文の公聴会を聴講させていただいた。そして日本から来たお客さんを大学構内に案内して夕食をご一緒した。
Facebookメッセンジャーによる接続で参加した研究会は、毎年秋に同志社大学で開講されている「コミュニティ・デザイン論」の内容充実のためのものである。先般、7月30日には講師陣のみでの議論だったが、今回はゲストでお迎えする先生との意見交換のために開催された。こうして、あらかじめゲストをお迎えする側がゲストの研究や関心を共有しておくことで、コミュニティ・デザインという概念をより深めることができると企図されている。今日はフル参加が困難だったものの、立命館大学の先生ということもあり、同僚としてご挨拶のみさせていただいた。
続いて向かったのが、タイのMae Fah Luang UniversityのNikorn Rongbutsri先生による、訪問研究員としてオールボー大学に滞在して提出された、PBLをテーマとする博士論文の公聴会であった。デンマークはもとより、日本以外での博士論文の公聴会に出るのは初めての経験で、2名の指導教員が司会進行役となり、指導教員以外で審査委員会が組織され、約50分の発表、10分の休憩、そこから3人の審査委員とのあいだの質疑応答が重ねられる、というものである。ちょうど、10分の休憩のあいだに、オールボー大学ではProblem Based Learningの略としてPBLという語が用いられる中、なぜ今回提出された博士論文「Using Online Collaborative Tools in Problem-Oriented Project-Based Learning」では、Project Based LearningとしてPBLを捉えたのか伺ったところ、コンピュータ科学を専門としてきたのもあり「プロジェクトを通して何かを生み出すというメカニズムに関心を向けたため」と回答を得た。
ちなみに今日参加させていただいた公聴会は、質疑応答(聴講者は発言不可)の後、15分ほどかけて審査委員会が開かれ、その場で合格か不合格かが示されるという方式(ちなみに、審査委員は全員がスライドを用意し、3名それぞれにミニプレゼンテーションが行われ、そのうち1人からは11個の質問が用意され、一問一答方式で進められるという緊張感があった)が採られており、その結果、晴れて博士となったRongbutsri先生を囲んでのパーティーも用意されていた。ただ、私は日本からのお客さんとの合流のため、会場を後にし、自宅へと向かった。その後は人文学部の基本棟や図書館など、構内をご案内させていたいたが、建築や都市文化に関心のある方々だったため、抱かれる感想や投げかけていただく質問が鋭く、受けとめる私も楽しませていただいた。その後は街中に出て、3時間ほどの会食、これまた深酒とはならないものの、奥深い議論が重ねられ、帰国後の再会を願ってお別れした。
Facebookメッセンジャーによる接続で参加した研究会は、毎年秋に同志社大学で開講されている「コミュニティ・デザイン論」の内容充実のためのものである。先般、7月30日には講師陣のみでの議論だったが、今回はゲストでお迎えする先生との意見交換のために開催された。こうして、あらかじめゲストをお迎えする側がゲストの研究や関心を共有しておくことで、コミュニティ・デザインという概念をより深めることができると企図されている。今日はフル参加が困難だったものの、立命館大学の先生ということもあり、同僚としてご挨拶のみさせていただいた。
続いて向かったのが、タイのMae Fah Luang UniversityのNikorn Rongbutsri先生による、訪問研究員としてオールボー大学に滞在して提出された、PBLをテーマとする博士論文の公聴会であった。デンマークはもとより、日本以外での博士論文の公聴会に出るのは初めての経験で、2名の指導教員が司会進行役となり、指導教員以外で審査委員会が組織され、約50分の発表、10分の休憩、そこから3人の審査委員とのあいだの質疑応答が重ねられる、というものである。ちょうど、10分の休憩のあいだに、オールボー大学ではProblem Based Learningの略としてPBLという語が用いられる中、なぜ今回提出された博士論文「Using Online Collaborative Tools in Problem-Oriented Project-Based Learning」では、Project Based LearningとしてPBLを捉えたのか伺ったところ、コンピュータ科学を専門としてきたのもあり「プロジェクトを通して何かを生み出すというメカニズムに関心を向けたため」と回答を得た。
ちなみに今日参加させていただいた公聴会は、質疑応答(聴講者は発言不可)の後、15分ほどかけて審査委員会が開かれ、その場で合格か不合格かが示されるという方式(ちなみに、審査委員は全員がスライドを用意し、3名それぞれにミニプレゼンテーションが行われ、そのうち1人からは11個の質問が用意され、一問一答方式で進められるという緊張感があった)が採られており、その結果、晴れて博士となったRongbutsri先生を囲んでのパーティーも用意されていた。ただ、私は日本からのお客さんとの合流のため、会場を後にし、自宅へと向かった。その後は人文学部の基本棟や図書館など、構内をご案内させていたいたが、建築や都市文化に関心のある方々だったため、抱かれる感想や投げかけていただく質問が鋭く、受けとめる私も楽しませていただいた。その後は街中に出て、3時間ほどの会食、これまた深酒とはならないものの、奥深い議論が重ねられ、帰国後の再会を願ってお別れした。
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