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2017年9月11日月曜日

縁に恵まれアウトプットに結ばれ

朝は自宅で作業をして、お昼前にオールボー大学に向かった。朝起きて行ったのは、13日水曜日から、アイルランドのゴールウェーで開催される国際サービスラーニング・地域貢献学会の発表資料の送付である。送付先はアイルランド国立大学ゴールウェー校内にある「Print That」という、学術会議などの発表資料の印刷サービスを行うお店だ。こうしたお店が会場にあるため、かさばる荷物を持たずに旅に出ることができる。

今日はオールボー大学での受け入れ担当の先生方とランチミーティングの約束をしていた。スケジュールには12時からとしていたが、ランチ前からのミーティングか、ランチしながらのミーティングが定かではなかったので、11時にMogens先生のオフィスを訪ねた。するとランチを食べながらということが確認できたので、ランチまでのあいだ、アイルランドでの学会の準備をすることにした。アイスランドに続き、今回もまたポスター発表なのだが、その素材の手元資料版(立命館のスクールカラーであるえんじ色の背景を取り除いたもの)を60部、大学のプリンター(マルチコピー機)で出力しておこうと考えたのである。

Mogens先生の既に先生方にはアイルランドでの手元資料版も送付していたので、オフィスにお邪魔したときには、既に机の脇にプリントアウトされたものが置かれていた。そこで「これを60部刷りたいけど、USBスティックから直接出せるか?」と尋ねると、「私のコンピュータから出したらいい」と、手間を取っていただいた。大学のマルチコピー機はコニカミノルタのもので、教職員証があれば使うことができる。今でこそ、だいぶ環境は変わったが、この手のビジネス機器に対して、Macユーザーには超えられない壁(例えば、ドライバーの提供など)があるため、助かった。

その後のランチミーティングでは、2月に米国・サンノゼで開催予定のPBLに関する学会での共同発表について意見交換をした。私のサービス・ラーニングでの経験と、オールボー大学でのPBLの経験とを重ね合わせて、教員と学生のあいだのよりよい関係づくりのための教育実践のあり方について示すことができるのではないか、という提案のもとで、である。結果として3人での発表のために、私が素案をまとめることになった。ちょうど、ミーティングの前には、日本からオールボー大学に留学している1人にも会い、縁に恵まれた1日となった。


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