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2017年9月14日木曜日

変化の時代に何を担うか

アイルランド・ゴールウェーでの国際サービスラーニング・地域貢献学会(IARSLCE2017)、初日である。今年で17回目の年次大会で、初のヨーロッパ開催という。私は2015年のボストン以来の参加だが、それまでの軌跡を辿ると、米国以外では2009年にカナダのオタワで開催されている。2016年は2008年と2014年に続いてニューオリンズでの開催であり、来年の開催地が気になっている。

初日のプログラムは午後からであったため、午前中はまち歩きをして、会場であるアイルランド国立大学ゴールウェー校に向かった。お天気に恵まれたため、まちの雰囲気を存分に楽しむことができた。会場ではランチの後、招待講演と分科会に参加した。


「大学も変化の時代を迎えているだろう。本の読み方、テレビの見方、音楽の聴き方、あらゆる行為の方法が変わってきている中で、学び方や知のあり方がも変わってきているはずだ。(中略)変化の時代にあって、社会的責任を担おうと思えば、目の前にあるものを何でも活かしていくことができる。例えば、ゴミと思っていたものが土を肥やすものとなるように。」

これは招待講演「Social Activism and Politics: A New Paradigm for Universities?」でスタンフォード大学のImanol Ordorika Sacristán先生が語った言葉である。こうして国際学会に参加すると、身近な環境で、もっと精力的にひと・まち・出来事に向き合いたいという思いに駆られる。分科会では2月に立命館へお招きしたロバート・ブリングル先生らの発表から、多様な学びが学術的・市民的・個人的な成長をもたらすことを再確認した。あいにく、晩ご飯は満席ゆえに希望のお店で取ることができなかったが、明日もまた、引き続き充実した日となるよう願っている。



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