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2017年9月23日土曜日

席を立てるようにする配慮が

つかの間の一時帰国からデンマークに戻った。今回は深夜便での移動で、朝にデンマークに着くということもあり、機内ではとにかく眠るようにした。日本に戻る際には窓側の席だったが、今回は通路側をお願いした。オランダ・アムステルダムから韓国・インチョン空港までのあいだ、お隣の方は一度も席を立つことがなく、お手洗いに行きづらかったためである。ところが、今回は隣に並ぶお二人とも、お手洗いなどへと立つことはなかった。

今回はできるだけ安価なチケットを探した結果、オールボー〜アムステルダム〜ソウル〜福岡の往復というルートとなった。加えて、最終日を深夜便とすることで、宿泊代も浮かすことができた。ただ、移動の効率を高めたところで、疲れ度合いが低くなるとは限らない。福岡を21時に出て1時間余りで時差のないソウルに着いてから0時過ぎにアムステルダムへ、そして7時間の時差のある地に4時過ぎに到着して3時間あまりのトランジットで出発、恐らくそのペースにうまく乗り切れていないのである。

デンマークの自宅に戻って、まずはシャワーを浴びた。合理的な暮らしのためか、デンマークにはバスタブがない家が多く、我が家もまた例外ではない。そうした中、亜熱帯化しているかのように感じたアジアにて、少し汗ばんでしまったために、アムステルダムのトランジットの際にシャワーブースを借りようかと思ったが、受付カウンターのスタッフが6時からの勤務なようで、それまでは他のカウンターに行くように指示されていた。ところが、そのカウンターは別の対応で手一杯だったので、もういいや、と、諦めた。

どちらかというと時差ボケはない方である。そもそも不摂生な生活のためか、それとも単にタフなだけか、定かではない。一方、最近は早寝早起きを重ねているためか、それとも単に年を取ってきただけか、時差のある移動が堪える。ということで、今日はちょっと昼寝もし、徐々にデンマーク時間へのリズムを取り戻していく日々となっていくのだろう。


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