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2018年3月6日火曜日

厳寒の中で快適な夏を思う

雪の中の生活では、ご近所の助け合いが欠かせないことを、朝起きたときに自宅の玄関前が除雪されていることで実感した。4日からオールボーにお越しの京都の仲間たちとは午後に合流した。午前中にはそれぞれにオールボーのまちを楽しんでいただいたところ「人生で一番○○なこと」が続いたようで、お会いするなり、午前中に体験した内容を語ってくださった。人口20万人ほどのまちながら、多くのことを体験いただけたようで嬉しい。


午後には以前、京都市市民活動総合センターの連載「寄付ラボ」でも紹介させていただいたような、生活文化に根ざした知恵に触れていただくことにした。例えば、衣類の寄付、寄付されたものを自前のリサイクルショップで販売することによる活動資金の調達という、一連の流れである。その他にも、デンマーク国内で売られている飲料にはデポジットが課されており、それらを回収する拠点がスーパーに整備されていることをお示しした。そのため、妻の計らいにより、自宅に取り置いていたペットボトルなどを実際に回収器に投入してもらい、次の買い物に使うことができるクーポンを発行してもらったりもした。


京都の皆さんとは事実上、今日でお別れである。明日からはコペンハーゲンへと足を伸ばす。本来であればロラン島での再生エネルギーの取り組みを見学するという計画もあったものの、いくつかの事情で今回は叶わなかった。天候がよい夏の時期に再訪しようと決意したもようである。


最後の食事は、結果としてラーメン店となった。日本で慣れた味に近いらしく、この3日のあいだにメンバーの一人からは聞くことができなかった「おいしい」という声を初めて聞くことができた。最後はハーバーフロントのまわりを散策し、凍った海に目を向けた。ぜひ、また、夏の再訪時には、私(たち)もご一緒できればと願っている。


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