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2018年3月26日月曜日

住民登録を外して銀行の口座を解約に

今日はオールボーの役所に住民登録を外しに行った。10月26日にロスキレを訪れた際のブログにも記したとおり、2007年に地方自治改革がなされたデンマークでは、日本の言い方で言えば都道府県にあたる13のアムトが道州制の導入で5つのレギオーンに、市町村にあたる270のコムーネが98に再編された。そのため、役所はオールボー市役所というよりはオールボー郡総合事務所という感じである。市内中心部にオールボーのコムーネのマークを何ヵ所か見ることができることも、この北地区のレギオーンでも重要な行政機能が集中していることがわかる。

3月20日に予約していたこともあって、手続きそのものは実に円滑に済んだ。まず、番号発券機で「予約済」のボタンを押し、予約時にSMSで認証コードが届いた携帯電話の番号を入れると、予約した際の時間が記載された紙が発行される。そして電光掲示板に予約が出たとき、指定された番号のカウンターに行く、というものである。一方で予約をしていない人にとっては、朝一番に番号を取ったとしても、1時間ほど待つ必要があるようだった。


住民登録を外す手続きは、所定の紙に記入するだけだった。記入するのは現在の住所、次の住所、今後再びデンマークに長期滞在する予定の有無、そして日付と署名、それらをA4版用紙の表面1枚に記入すれば終了、である。妻も続きで予約時間を取っていたものの、家族での滞在で同時にデンマークを離れるのであれば、1枚の用紙で同時に手続きができるようだった。確かに、住民登録時も同じだったような気がする。

役所の後は銀行に向かった。ATMでは100クローネ単位でしか出金できないので、31クローネ余りが残っているデビットカードを持って、解約したい旨を申し出た。すっかり、その残額が手渡されると思っていたものの、合計で50クローナの手数料がかかるらしく、引き出すどころか、差額を現金で払うことになった。開設時の苦労はどことやらで、ものの2分ほどで全ての手続きが終了し、その簡便さに驚いた。


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