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2023年1月14日土曜日

食べることでの記憶

久々に大きな予定がない土曜日だった。心ゆくまま眠り、遅い朝のスタートになった。9時からは消防設備の点検が入るということで、あまり片付いていない部屋をささやかに整える時間がギリギリあったくらいである。そして、荷物の受け取りなど、細々した用事を自宅で過ごした。

その後は明日、1/15に迫った立命館大学サービスラーニングセンターの開講科目「シチズンシップ・スタディーズ」の活動報告会にかかわって、学生たちとのやりとりが続いた。とりわけ今年度は感染対策を万全にするという条件のもと、3年ぶりに大きな制限がない中での地域参加型学習が展開された。ただ、この2年あまりの学習スタイルが反映してか、学生たちの地域での自主活動が、結果として地域について取り扱った自己完結型の取り組みに留まる場合があることが常々気がかりとなっていた。既に明日の活動報告会で配布される資料にもそのことについて記しておいたが、恐らく受入団体との懇談や、活動報告会の最後の講評においても触れることになるだろう。

午後には年を越してしまっている最後の1本の構成を整えることにした。明日には書き上げて、月曜日の朝には改めて通読した上で送付させていただける見込みとなった。お詫びのことばを添えてメールを送ることに慣れてはいけないということを常々人に言っているのは、こうした自らの後ろめたさから来ている。一方で、こうしてブログを続けているのは、締切がないものを自分で決めたルールを守ることで、他者の呼びかけに応えていく瞬発力と持久力の双方を高めたい、という意思によっている。

夕方には大阪まで足を伸ばした。かつて暮らしていていた界隈に程近いエリアに出向いたものの、コロナ禍もあって、特に飲食店のラインナップが様変わりしていた。お店の名前は思い出せなくても、「あの人と一緒に○○を食べたな…」という風景は思い出すことができた。今晩もまた、そんな記憶を一つ刻むことができた、そんな気がしている。





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