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2010年1月1日金曜日

何度目の正直?

 新年、おめでとうございます。喪中の方もいらっしゃるかもしれませんが、一律のご挨拶で申し訳ありません。ブログを始めてから、続けようと思っても続かず、続けるためのきっかをつくりながらも、それが活かされてきませんでした。そして新年を迎えた今、また綴りはじめています。
 昨年は6月にTwitterをはじめました。年頭からは総理も始めたそうです。140字という制限が、むしろ筆無精の私にとっては都合がよく、iPhoneというデバイスを愛用していることもあって、それなりに続いてきています。写真を掲載するなら、25文字分を残せばよい、など、多くの技が身体についてきている気もしています。
 それでも、やはり、つぶやくことと綴ることは違うのだ、ということを実感するようになってきました。特にそれは、年賀状を書いていて感じました。物心ついたときから、年賀状には何らかの文字を添えているのですが、決して十分なスペースがなくとも、きちんと思いを届けるということが改めて大事だと気づかされました。これをTwitterとブログと比較してみるなら、文字数が決まっていて、その中に収めようと工夫をすることと、制限がないなかで、自らの考えを展開していくことはまったく違うのだ、ということになるでしょう。
 再開を躊躇させる要因の一つには「そんなことをする時間があるなら、他の仕事をはやく片付けてくれ」というご指摘をいただきそうな気がしてならない、という切迫感というか、焦燥感というか、疑念が渦巻いていたということもあります。ただ、それはある意味、自らの逃げでしかないことを恥ずかしく思うようになりました。キーボードを叩くのは遅い方ではありませんので、たかだか10分の時間を割けば、こうした文章をインターネットに掲載することができます。そこで、今年は、あるいは今年こそ、お調子者で八方美人な立ち居振る舞いではなく、少なくとも自らに課した決意に対して誠実に向き合う人になっていこうと、勝手ながら、また、綴りはじめさせていただくことにします。




写真は今回もお手伝いさせていただいた、大蓮寺・應典院の除夜の鐘、生姜湯供養、修正会(しゅしょうえ)法話の風景。

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