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2017年7月25日火曜日

もう2018年度に向けて

今日の午前中は、時間的な余裕があると、こういうことができるという実感がふつふつと沸いた。朝、電子メールを開くと、2018年度の授業開講に関わる案内が届いていたのだが、その書類をえいや、と整えることができたのである。ちょうど、別々に抱えていた2つの件を統合し、三位一体の計画として仕上げることができた。しかもそれまでに1つ、7月30日に予定されている研究会向けの資料作成を終えた上でのことであった。

日本でもタイムカードがある生活をしていたわけではない。動き方はある程度、自分の裁量で決めることができた。ところが、スケジュールに白いところがあると埋めてしまいたくなる性分でもあった。そこに、何か誰かのために役に立つことができるならばという性格も相まって、マルチタスクの環境が日常のこととなっていた。

スケジュールに空白の時間というのは、決して0の時間ではない。何かを生み出すために必要な縫い代である。読み、書き、確かめ、掘り下げ、綴る、そうした動作のため(溜、為)の時間なのだ。同時に、人や物事をつないでいく糊代でもあり、自らの伸び代のためにも欠かせない時間でもある。

昨日までは予定していなかったことに手をつけ、ある程度の形に仕上げることができたので、別のことにも着手することにした。こちらもまた、締め切りがあるわけではないが、少し手をつけてみたところ、8月2日に予定されている研究会の資料になるかもしれない、という手応えがあった。2014年度に発行された冊子の内容の分析なのだが、これまでそうした分析モード、言わば研究モードになりきれていなかった自分に向き合い、一歩踏み込んでいくことにした。転じて夜には、先週いただいた日本のおみやげを少々いただいて、順調な生活と研究へのリズムを整えることにした。


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