ブログ内検索

2016年5月6日金曜日

共創への知

 二項対立の図式に置かないようにと人に言いながら、対になる概念から事の本質に迫る癖がある。例えば、内橋克人『共生の大地』にもあるように、競争と共生、などだ。こうした思考の癖は、渥美公秀先生に指導を受ける中で、確かとなった気がする。まさに、脱構築そのものである。
 いくつかの組織に身を置いているが、リーダーの振る舞いに戸惑う場面が増えてきた気がする。年齢的に、いわゆる中間管理職というか、リーダーとフォロワーの板挟みになることが増えてきたからかもしれない。特に、統制型・コントロール型の方と出会うと、悪い意味で身構えてしまう。逆に、調和型・コーディネート型の言動に心地よさを覚える傾向があるようだ。
 今晩は代表理事を仰せつかっている「てこらぼ」の例会だった。この会は同志社大学に在職していた折、京都府国際課からリエゾンオフィスを通じてジャワ島中部地震に対する効果的な支援を考えるプロジェクトが提案され、副委員長を務めたことが端緒である。発足から3年が経ち、自治体事業終了の審議の折、委員長の細尾真生さんが「別組織で継続」と提起され、現在に至る。ちなみに昨年度、NPO法人から一般社団法人へと体制が変更された。
 「てこらぼ」は京都とインドネシアの染織の協演を目指している。そのため、完全なる異業種ではなく、同業異種混交の事業体だ。そこで、調和とコーディネートに努めている。強制でなく共創への知のための役目である。

0 件のコメント:

コメントを投稿