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2016年5月8日日曜日

量を減らし片を付けねば

 行きつけの店があることは小粋な大人の振るまいだ、と思うようになって久しい。とはいえ、今は新しい店を開拓することに、ささやかながら億劫になってしまっている気がする。気心知れた大将とのやりとりといった、映画の一場面に対する憧れよりも、期待を込めてお邪魔した店で気に障る何かに触れることを避けたいと考えてしまう。年をとってきた証拠だろうか。
 母の日ながら、夫婦とも実母と別に暮らしていることもあり、特に変わらぬ一日を過ごした。せめて近くで暮らしていれば、食事などを一緒にしよう、という運びになったのかもしれない。二人暮らしの我々は、行きつけの店で昼食を取ることにした。まるで大仰な物言いだが、行きつけのラーメン屋さんにて、だ。
 昼食のためだけに外出するのも何なので、貯まった新聞や雑がみをリサイクルステーションに持っていくこととした。以前は無人だったが、係員の方が構えていた。そのためかわからないが、雑然と捨てられていたものが、整然と並べられている気がした。「適当でいいや」ではなく、「きちんとせねば」という力が働くのだろう。言わば、割れ窓理論の逆適用である。
 整理と整頓は違う。常々、自分の片付けは整頓であって整理ではない、そんな自覚もある。何より、並べ替えや移動をするだけでは、文字通り片を付けることにならない。そんな申し訳なさから、今日の一日、紙と物の減量化に努めたのだが、体重の減量化にも勤しむ好機のはずである。


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