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2017年5月20日土曜日

白旗ではなく白葡萄を

今日もまた、原稿に明け暮れている。今、オールボーの日の出は4時台、日の入りは22時前である。朝焼けどころか丑三つ焼け、とでも言えそうだ。そして、夕暮れではなく、夜暮れである。

朝活、という言葉が浸透して久しい。高血圧症ということが良い方向に影響しているのか、目が覚めて、すぐに動くことができる体質である。日本では朝活をしようと意気込んだことはなかったが、デンマークでは日本に比べて圧倒的に夜の宴席に伺う予定がないため、自ずから床につくのが早いため、結果として早くに目が覚める。何より、空がうすら明るくなる時間が早いことも、起床の時間が早くなる要因になっているだろう。

デンマークに来て1ヶ月半、ありがたいことに、日本から7時間の時差を見越して連絡が来ることがある。例えば、メールやLINEなどの返信が、日本時間の正午過ぎに戻ってくるだろう、という予測のもとで、いくつかの報告や連絡や相談が重ねられるという具合だ。一方で、頭の冴えているときに、反射的な作業ではなく、創造的な仕事を重ねようという意欲もある。いちいち朝活、と呼びたくはないのだが、少なくとも、朝の時間を効果的に使うということは、デンマークから戻っても改めて気に留めておきたい。

ふと、朝活の対義語は何か、とも想像してみた。朝寝、あるいは夜活、だろうか。ともあれ、朝から奮闘したご褒美として、夜にはボックスワインの白にも手を出してしまった。とんだ夜活である。


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