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2017年5月26日金曜日

早周りオールボー

昨日、はじめてオールボーの家にお客さんを迎えた。これから、何組かをお迎えする予定が入っているが、今回はお一人でのお越しで、ソファーのクッションを活用した即席ベッドでお泊まりもいただいた。妻も食事の腕をふるった。何より、私が原稿に向き合っていたあいだ、買い出しや掃除など、もろもろの準備にあたってくれたことに感謝である。

昨日は駅からバスで家に直行し、近くのスーパーで食材を調達して過ごしたので、今日は1日、オールボー市内を巡った。まずはオールボー大学の心理学部の基本棟に、続いて図書館にお連れした。日本でもラーニングコモンズと呼ばれ広く整備されるようになってきた学生の共同使用スペースと、図書館の真ん中に置かれた噴水が写真の撮影ポイントである。その後はバスで市内に向かい、目抜き通りを歩いて市庁舎図書館の本館、そして複合文化施設と周り、ハーバーフロントへと足を伸ばした。ハーバーフロントにも親水空間があるのだが、こどもたちは裸足になって水遊びを楽しんでいた。

程なく昼食の時間となったが、お気に入りのハンバーガーショップの開店時間までしばらくあったので、お店の集まる広場に向かい、夏に下見に来た際に満足のいったレストランで取ることにした。昨日の休日からの流れで、まちは休日ムードとなっていたのもあり、昼から季節のビールを楽しむことにした。運ばれてきた際に思い出したが、たいそうな量だったが、ビールの味わいと共に、なんとか完食した。これは少し運動せねば、と、昼食の後は徒歩で夏にも訪れた現代美術館まで歩いて向かうことにした。

オールボーの現代美術館はフィンランドの建築家のアアルトらの設計で知られる。夏には夕方からはオープンテラスと称しカフェの横の芝生エリアが開放されることになっているが、既に夏の陽気ということもあって、こどもたちが噴水で戯れていた。特別展での「モチーフと共に展示する」という作家の作品群が強く印象に残ったが、もちろん、アアルトらによる落ち着いたたたずまいを堪能した。15時過ぎ、バスターミナルまで歩き、昨日とは別のスーパーでビールなどを調達して、少し遅めに夕食を取り、はじめてのオールボー案内が終わった。



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