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2018年2月23日金曜日

1週間あまりの日本滞在モードに

飛行機内で生活リズムがうまく調整できたのか、朝にはきちんと目が覚めた。これから、しばしの実家暮らしが続く。上げ膳据え膳のような生活になりそうな風向きにである。ちなみに明日は少し離れた場所で暮らす弟が実家に立ち寄ると連絡があった。

日本に来て、まず行ったのが、プリペイドのインターネット通信回線の開通だった。今回は3月3日までの滞在である。そのため、期間型ではなく容量型のSIMをあらかじめ調達しておいた。3ヶ月間有効で、当初の1GBを使い切ると、1GBずつ容量を追加することができる、というものである。

デンマークではLebaraという会社によるプリペイド方式のモバイルサービスを使ってきた。設定のためには充分な量の通信量が含まれたSIMパッケージがセブンイレブンやスーパーで売っている。通話・通信量の追加は、同じくセブンイレブンやスーパーで(自動応答の電話によって通信・通話料を追加するのためのコードが得られる)バウチャーを購入するか、Lebaraのホームページでメールアドレスを登録することにより、クレジットカードでチャージする(ちなみにオートチャージ設定も可能)。通話・通信回線そのものはノルウェーのTelenor社のローミングのようだが、開通から利用の全般を通して実に快適で、今回、日本で利用したもののように、独自に発行されるメールアドレスでしか管理ができないとか、そもそもSIMそのものが郵送などで届くまで使えないといった煩わしさとは無縁である。

そうした設定にやきもきしていると、母が「そういえば、この前、スーパーでデンマーク産のチーズを売っていた」と見せてくれた。私がデンマークに滞在していなかったら、わざわざデンマーク産ということに関心を向けなかったかもしれない。その一方で、今夜は旧友たちと旧交を温めた。その席で山梨のワインが勧められたとき、デンマークに暮らした私は、改めて祖国である日本産の品々に興味が引かれていることを実感した。


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